【ヴィッセル神戸】吉田孝行監督が今季で勇退。J1リーグ連覇、昨季は天皇杯と2冠獲得
吉田孝行監督 写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
「3年半もの間、私に監督を任せてくれた三木谷浩史会長には、感謝しています」
J1リーグのヴィッセル神戸は11月30日、吉田孝行監督(Takayuki YOSHIDA)が契約満了に伴い、2025シーズン限りで勇退すると発表した。
48歳のクラブOBである吉田監督は、 2017年、2019年に続き、2022年6月からトップチームで三度目の指揮を執ってきた。
そして2023年からJ1リーグ連覇、昨季は天皇杯との2冠獲得を成し遂げた。今季は無冠に終わったものの、天皇杯では準優勝、そしてAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートのリーグステージでは首位に立っていた。
吉田監督はクラブを通じて、次のようにコメントしている。
「今シーズン限りでヴィッセル神戸の監督を退任することになりました。三度目となる3年半前の就任時は、降格争いの真っただ中という苦しい状況でしたが、選手、スタッフ、パートナー、そしてファン、サポーターみんなの力を結集することで難局を乗り越えることができました。
そのことが、翌年からのリーグ連覇に繋がり、結果として強いチームにすることができました。ひとえに皆さまのご協力あってのことですし、選手、スタッフ、ファン・サポーター、パートナーの皆さまのことを本当に誇りに思います。
3年半もの間、私に監督を任せてくれた三木谷浩史会長には、感謝しています。
クラブは離れますが、ヴィッセル神戸が来シーズンも強いチームであることは間違いありません。来シーズン以降のヴィッセル神戸の活躍を陰ながら応援しています」
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