【女子W杯】2031年&2035年大会、立候補を締め切り。北中米4協会と英国4協会が共同開催案を提出
豪州&NZ女子W杯でベスト8入りしたなでしこジャパン。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
31年は米国・メキシコ・コスタリカ・ジャマイカ、35年はイングランド・北アイルランド・スコットランド・ウェールズによる共催案。
FIFA(国際サッカー連盟)は11月28日、サッカー女子ワールドカップ(女子W杯)の2031年と2035年大会の開催地について、立候補の受け付けを締め切り、共同開催による招致書を受け取ったと発表した。
FIFAによると、2031年大会はアメリカ、メキシコ、コスタリカ、ジャマイカの4か国(4協会)による共同開催案、2035年大会はイングランド、北アイルランド、スコットランド、ウェールズの英国4協会による共同開催案が提出された。
FIFAはこれから厳正な審査を行い、2026年4月に「評価レポート」を公表する。開催地は2026年4月30日、カナダ・バンクーバーで開かれる第76回FIFA総会で正式に決定される予定だ。
女子W杯は基本的には各大陸ごとにバランスを見て開催されている。他にも立候補を検討していた国はすでに撤退しているため、基本的には、この2案が承認される運びだ。
なお、2027年大会はブラジル開催が決定している。
日本は2023年大会で当初立候補していたが、同じAFC(アジアサッカー連盟)に加盟し、男女ともにW杯未開催だったオーストラリア・ニュージーランドの共催案を支持する方針を示し、招致を断念した経緯がある。
女子W杯は2031年大会から48か国出場へ拡大される予定だ。
なでしこジャパン(日本女子代表)は2011年、ドイツ大会で優勝を果たしている。




