【移籍】冨安健洋がアヤックスと「基本合意」。膝の負傷を乗り越え、日本代表復帰とW杯出場を目指す

オランダメディアが報じる。

　FIFA北中米ワールドカップ（W杯）出場を視野に入れ、膝の負傷からの復帰に向けてリハビリを続けてきた日本代表DF冨安健洋（Takehiro TOMIYASU）が、オランダ1部アヤックス・アムステルダムと短期契約での合意に近づいている。オランダメディア『フットボール・インターナショナル』は12月9日、両者が「基本合意」に達したと報じた。

　同メディアは前日、アヤックスが冨安の獲得に向けてリサーチを進めていると伝えていたが、今回「トミヤスは今冬最初の補強になる見通し。クラブは27歳の日本人選手と短期契約で基本合意に達した」と伝えた。 契約内容は、負傷歴を踏まえて「双方にとって状況に適した形」だという。

　短期契約はアヤックスにとってリスクを抑えられる一方、冨安にとっては北中米W杯へ向けて実戦のリズムを取り戻し評価を高める機会になると見ている。

　冨安は昨シーズン、度重なる膝の負傷によりほぼプレーできず、今年2月に手術を実施。夏にアーセナルと双方合意のうえ契約解除し、日本でリハビリに専念してきた。

　移籍が実現すれば、日本代表DF板倉滉（Ko ITAKURA）との共闘が実現する。一方、ドイツやイタリアの複数クラブもこの27歳の守備のポリバレントに関心を寄せているとされる。

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　冨安が復活への大きな一歩を踏み出すことになるのか――。