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J1優勝の鹿島アントラーズが内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞 「特別賞」受賞。「大賞」はドジャースの山本由伸

鹿島アントラーズが9年ぶりにリーグ優勝! シャーレを掲げるジーコ。写真:アフロスポーツ

その戦いぶりが称えられる。

 2025年度第55回内閣総理大臣杯 日本プロスポーツ大賞がこのほど発表され、9年ぶりにJ1リーグ優勝を果たした鹿島アントラーズが「特別賞」を受賞した。

 この表彰はプロスポーツ界の健全な発展と振興を目的に1968年から続いてきた。2025シーズンの鹿島の歩みと成果が評価された。

 特別賞の紹介文では、2025年12月6日の最終節までもつれた優勝争いを制し「9度目のリーグチャンピオンに輝いた」点や、終盤30節以降「一度も首位を譲らずJ1リーグ20クラブの頂点に立った」戦いぶりが称えられている。

 エースの鈴木優磨、得点王のレオ・セアラを軸とする攻撃陣、日本代表デビューも果たしたGK早川友基、多くの試合でゲームキャプテンを務めたDF植田直通ら守備陣の安定感も評価対象となった。

 就任1年目でタイトル獲得に導いた鬼木達監督は、鹿島と川崎フロンターレの2クラブでリーグ優勝を達成する史上初の快挙を達成。通算優勝回数も歴代最多の5回目に。

 今季の優勝で国内三大タイトル通算20回、AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)制覇を含め21冠に到達。2026―27シーズンのACLエリートの出場権も獲得している。

 なお「大賞」は、ワールドシリーズ2連覇を達成したMLBロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が受賞した。

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 世界最高峰の舞台での活躍が、日本プロスポーツ界を代表する成果として選出された。