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【移籍】日本代表DF安藤智哉、ザンクト・パウリ加入決定へ最終段階か。あの名門も名乗りを挙げるが…

安藤智哉 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

アビスパ福岡からブンデスリーガ1部へ。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のザンクト・パウリが、アビスパ福岡に所属する日本代表DF安藤智哉(Tomoya ANDO)の獲得に向け、最終段階に入っていると12月24日までに現地メディアで報じられた。

 安藤は1999年1月10日生まれ、愛知県出身の26歳。身長191センチ、体重84キロ。愛知学院大学を卒業後、FC今治、大分トリニータを経て、2025年にアビスパ福岡へ加入した。自身初のJ1リーグに挑戦するとともに、日本代表デビューも果たし国際Aマッチ通算3試合に出場した。

 191センチのサイズを生かした対人の強さに加え、攻守の切り替えの速さが特長。ビルドアップにも積極的に関与し、最終ラインから攻撃の起点となれる点が評価されている。福岡の背番号『16』の先輩でもある冨安健洋(Takehiro TOMIYASU)とタイプが近い正統派ディフェンダーだ。

 地元紙『ハンブルガー・アーベンブラット』は、ザンクト・パウリの主力ディフェンダーが今冬に退団する可能性が高いとしたうえで、その後釜として安藤の獲得が確実視されていると伝えた。

 メディカルチェックを経たうえで正式契約に至り、ウインターブレイク明けのタイミングで合流することになりそうだ。

 一方、ドイツ国内では名門VfBシュツットガルトも、安藤に関心を示していると報じられてきた。

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 1部復帰を果たしたザンクト・パウリは、現在リーグ16位(全18チーム)と厳しい戦いが続いている。同じく日本代表の藤田譲瑠チマとともに、残留を目指すチームの戦力として大きな期待がかかる。