PSV堂安律、マインツ移籍へ「数日中に契約か」。選手側の条件クリア、あとは…
堂安律。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
移籍金は約6億8000万円か――。
オランダ・エールディビジ(1部)PSVアイントホーフェンに所属している日本代表MF堂安律のドイツ・ブンデスリーガ1部1.FSVマインツ05への完全移籍が、合意に向けて近づいているようだ。すでに選手側の条件はクリアされていて、あとはクラブ間の交渉に託されたという。
ドイツ最大部数を誇る大衆紙『ビルド』が5月5日に報じた。記事によると、マインツは1年前から完全移籍での堂安獲得に動いてきたといい、そして「ついに数日中に契約が成立するかもしれない」と報じている。
同メディアの独自情報として、「選手側の事情は全てクリアされており、あとはアイントホーフェンへの移籍金が問題となっている。移籍金はおそらく400万ユーロ(約5億5000万円)から500万ユーロ(約6億8000万円)になるだろう」ということだ。
その資金は今冬、ジャン=フィリップ・マテタをイングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスFCに売却した資金(約12億円とも言われる)、さらに今後予定されるジェレミア・サン・ジュストの売却益が充てられる。
マインツはリーグ13勝7分14敗の勝点46で8位。
堂安はPSVでリーグ22試合・7得点・1アシスト、公式戦通算37試合・10得点・3アシストを記録。クラブとは2024年6月まで契約を結んでいる。
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