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セルヒオ・ラモスが移籍先を日本とマイアミに絞る?鍵を握るのは家族の意向か

セルヒオ・ラモス。 (Photo by Fran Santiago/Getty Images)

パリ・サンジェルマンでは復活を果たし、3試合連続フル出場中。

 今オフに移籍が噂されるフランス1部パリ・サンジェルマンに所属するスペイン代表DFセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)だが、その行き先をJリーグとMLS(メジャーリーグサッカー)のインテル・マイアミに絞ったか――。

 36歳の屈強センターバックは今季ふくらはぎのケガに苦しみ、これまでリーグ10試合・2得点。ただそのケガを乗り越えて、4月からは6試合全てに出場し、最近は3試合連続フル出場を果たしている。

 セルヒオ・ラモスは2023年6月までパリSGと複数年契約を結んでいる。もしもクラブが契約を更新せず、その間に違約金を得たいのであれば、次のシーズンオフか、冬のマーケットしかタイミングがない。

 そこでいくつかの噂が出ていたのだが、『エル・ムンド』は5月3日、セルヒオ・ラモスと妻ピラール・ルビオさんの特集を組み、そのなかで「彼らの次の目的地は日本かマイアミになりそうだ」と報じている。

 ただし、現在もパリではフランス語を使いこなせず“苦労”しているという。そういった点からも、もしも再びスペイン国外での生活を選択するのであれば、果たして家族が同意するかが鍵となってきそうだ。

 ちなみに、セルヒオ・ラモスのスペイン国内での知名度は、実に96パーセント。さらにレポーターであるルビオさんも91パーセントとのことだ。

 一方、ラモスはこのほどミズノとアンバサダー契約を締結し、スパイク、ウェア、日常の服などを着用することになった。それだけに“日本行き”は確かに可能性があり得そうだ。

 またスペインメディア『クアトロ』は以前、「アンドレス・イニエスタが所属するヴィッセル神戸は、ラモスの獲得に乗り出すと話題になっているチームの一つだ」と、具体的に神戸の名前を挙げていた。

 他にも即戦力のセンターバックを必要としているJクラブは多い。ひょっとすると、神戸以外も!?

 やや停滞感の漂うJリーグに、この熱い男が来れば、盛り上がること間違いなし。ただパリSG残留も十分あり得る状況になってきている。それだけに、もう少し動向を見守っていきたい。

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[文:サカノワ編集グループ]