ビジャレアルいよいよ始動、久保建英が「間もなくメディカルチェック」。エメリ監督も初日からの合流希望
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
『アス』が報じる。「公式には発表されていないが、プレーすることが決まった」
間もなく「ビジャレアル久保建英」が誕生する――。
レアル・マドリードの日本代表MF久保建英は2020-21シーズン、スペイン1部リーグのビジャレアルCFに1年間の期限付き移籍することで「合意に至った」と、これまでスペイン主要メディアの『アス』『マルカ』が揃って報じてきた。すると8月9日、『アス』は「月曜日(10日)か火曜日(11日)にも合流する」と伝えた。
記事では「公式には発表されていないものの、久保は今シーズン、ビジャレアルでプレーすることが決まった」と断言。数時間後にも正式発表が行われるかもしれないという。
久保は10日か11日にもビジャレアルに合流。メディカルチェックを経て、正式にレンタルでの加入が決定する。ウナイ・エメリ新監督はチーム始動からの合流を希望しているとのことで、近日中の発表は間違いないという。契約内容は、ビジャレアルが250万ユーロ(約3億1000万円)を支払う1年間のローン、買取オプションなしでまとまったということだ。
クラブは当初、久保と同じくレアル・マドリードからCDレガネスにレンタル移籍されている22歳のスペイン人アタッカー、オスカル・ロドリゲスの獲得を目指していた。しかし、就任したエメリ監督の意向によって状況が一変し、久保獲得のプロジェクトが発動されたそうだ。
ビジャレアルからは今季限りで、昨季32試合・11得点を決めた35歳の元スペイン代表MFサンティ・カソルラがカタールのアル・サッドに移籍した。19歳の久保には彼に代わる、新たなチームの活力として期待が寄せられている。
ビジャ・レアルは今季リーグ18勝6分14敗(63得点・49失点)の勝点60で5位に入り、新シーズンのヨーロッパリーグ(EL)の出場権を得ている。
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Takefusa Kubo’s of Real Madrid transfer to Villarreal will be announced soon.