大迫敬介ハンパない!川口能活ら越えJ史上初の10代GK日本代表デビュー
浦和戦で無失点勝利を収めた広島のGK大迫敬介。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
CK、ミドル…ほろ苦い4失点。
[コパ・アメリカ GS①] 日本 – チリ/2019年6月18日(日本時間)/シーセロ・ポンペウ・デ・トレド
日本代表に初選出された19歳の大迫敬介(サンフレッチェ広島)が6月18日、コパ・アメリカ(南米選手権)グループステージ初戦のチリ戦で、GKとしてJリーグ発足後初となる10代での国際Aマッチデビューを果たした。しかし4失点を喫するほろ苦いデビューとなった。
大迫は1999年7月28日生まれ、鹿児島県出身の19歳。広島ユース出身プロ2年目の今季、レギュラーポジションを摑み、J1リーグ開幕から全14試合フル出場を果たしていた。
Jリーグ勢では横浜マリノス時代の川口能活、横浜フリューゲルス時代の楢﨑正剛がいずれも21歳デビューを果たしていた。大迫は初選出でのいきなりの国際Aマッチデビューを飾った。
背番号23をつけた大迫は立ち上がりからハイボールや背後を突くボールへ慎重に対応。周囲に声を掛けて盛り上げて、最後方から試合を引き締めた。
しかし41分、コーナーキックからエリック・プルガルの強烈なジャンプヘッドで被弾。さらに54分、エドゥアルド・バルガスの強烈なシュートが冨安健洋に当たってゴールネットを揺らし、前後半を挟んだ15分間で2失点……。
さらに反撃を試みた終盤の82分にアレクシス・ サンチェス、83分に再びエドゥアルド・バルガスに決められ、ほろ苦い4失点を喫した。
文:サカノワ編集グループ