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「堀江さんの高市政権への評価は?」ホリエモンが答える「年寄りが多いから、どうしても考え方が古いんだよね。すべてが古い」

ホリエモンこと堀江貴文氏。(C)SAKANOWA

「閣僚人事は悪くないが」と評価も。

 実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が12月24日、自身のユーチューブチャンネル「ホリエモンチャンネル」を更新し、岸博幸氏、上念司氏と対談したニューズピックスの番組の一部を公開した。そのなかで、発足した高市早苗政権についての評価を語っている。

 番組内で岸氏から「堀江さんは高市政権をどのように評価しているんですか?」と問われると、堀江氏は「僕は結構ニュートラルに捉えていて」と前置きしたうえで、まずは閣僚の顔ぶれについて一定の評価を示した。

「閣僚の顔ぶれを見ると、まあ良かったんじゃないですかって。少なくとも石破さんの時よりは全然いいですよね。ただ、僕はもっと世代交代してほしかったですけどね」

 一方で、政権中枢に並ぶ顔ぶれの年齢構成には疑問を呈する。

「やっぱりね、年寄りが多いから、どうしても考え方が古いんだよね。すべてが古い」

 堀江氏は、そこだけ時間が止まったかのように変わらない国会の意思決定プロセスや運営の在り方には、強い違和感を示した。

 これに対し上念氏は、室町幕府時代の「賄賂」の構造を引き合いに出し、現代政治との類似性を指摘。現在では、大企業が租税特別措置などによって税制上の優遇を受ける一方、政治家のパーティー券購入につながるといった構図が温存されていると説明した。

 岸氏はこの見解に踏み込み、既得権益と政治の癒着が変わらない現状に言及する。

「結局そういうところ(昔からのしがらみ)にこだわっちゃう人がいまだに多い。自民党は選挙で2回負けて、解党的な出直しをすると言っていますが、利権や業界団体とのしがらみを含め、本当はそこを変えないといけない。でも、そこまで踏み込めるのがいつになるのか、という話ですよね」

 岸氏は、今回の政権発足にあたっては協力者への配慮を優先せざるを得なかったとの見方を示し、「(高市首相が)自分の色を本格的に出すのは、次の内閣改造になるのではないか」とも分析した。

 このコンテンツではそのほか、片山さつき氏の財務大臣起用の背景などにも話題が及んでいる。

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 前日にもこの3人による対談の一部が、ホリエモンチャンネルで公開されている。