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「俺だったら捕まっている」営利ポーカー大会に警鐘、ホリエモンがリスク指摘

ホリエモンこと堀江貴文氏。(C)SAKANOWA

賭博罪のある日本では危険性も…。ユーチューブ『ホリエモンチャンネル』で持論を展開

 実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が12月26日に自身のユーチューブ『ホリエモンチャンネル』を更新し、賭博罪のある日本国内で行われる参加費の設定された営利目的のポーカー大会を巡り、その構造について強い口調で持論を語った。

 ポーカーを個人的に楽しむのは好きだという堀江氏だが、「俺が同じことをやっていたら、もう捕まっている」と断言。「自分が代表だったら確実にアウト。だから俺は絶対にやらない」と語り、表向きの説明や理屈に関係なく、“目立つ立場の人間”が同様の行為をすれば、厳しく扱われるはずだと指摘した。

 さらに、「警察も検察も“対象”が欲しい。話題性があるほうが意味がある」と述べ、知名度や影響力のある人物ほど、リスクは跳ね上がると主張。自らの過去の経験を踏まえ、「俺がやられたのも、それが理由だ」と振り返った。

 また、法律面についても、「弁護士が大丈夫と言った」「リーガルチェックを通している」について疑問を呈した。「弁護士や証券会社のリーガルチェックほど当てにならないものはない」と言い切り、都合のいい解釈があとから覆される危険性を指摘した。

 堀江氏は参加費を徴収している時点で、「『運営費に使っている』と言っても、実質的に賞金に回っているのであれば同じ」とし、ギャンブルと解釈され得ると厳しく語った。

 そして、「日本でやるのは本当に危ない。やるなら正式な免許を取るか、海外でやるしかない」と明言。運営団体だけでなく、「参加者も単純賭博罪で摘発される可能性がある」とし、特にインフルエンサーや有名人に対しては、「見せしめでやられる」と警告した。

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 最後に堀江氏は、「無名なら大丈夫、という話でもないが、目立つ人間ほど危険。参加費を払って、金銭をもらっている時点で違法」と強調。「俺なら捕まっている」という言葉を繰り返し、日本での安易な開催や参加には強い注意を呼びかけた。