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日本人選手の苦戦続くプレミアリーグ、リーズ田中碧が同点ゴールの始点に。上々の年内ラストゲーム、サンダーランドと1-1ドロー

田中碧 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ドミニク・カルバート=ルーウィンが怒涛の6試合連続ゴール。

[プレミアリーグ 18節]サンダーランド 1-1 リーズ/2025年12月29日/スタジアム・オブ・ライト

 イングランド・プレミアリーグ第18節、リーズ・ユナイテッドFCはアウェーでサンダーランドAFCと1-1で引き分けた。31分に途中出場した日本代表MF田中碧(Ao TANAKA)は年内ラストゲームで上々のパフォーマンスを見せた。

 試合は28分、サンダーランドのシモン・アディングラに先制点を許す苦しい展開に。リーズは押し込みながらも決定機を生かせず、0-1で折り返した。

 31分、負傷したジョー・ロドンに代わり、田中が急きょピッチへ。センターハーフのポジションに入ると、効果的なポジショニングと散らすパスでリズムを作っていった。47分にはドミニク・カルバート=ルーウィンの6戦連発となる同点ゴールにつながる流れも作り、攻勢を強めた。

 59分には自らゴール前に飛び込み左足でシュート。わずかに枠を外れたが、積極性を示した。さらにアーロンソンのシュートを演出するなど、攻守に関与。終盤まで運動量を落とさず、1ポイント獲得に貢献した。

 プレミアリーグではこの年末、日本人選手に試練が続いている。リバプールFCの遠藤航とクリスタル・パレスFCの鎌田大地はケガで、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの三笘薫は体調不良により、いずれも離脱中だ。そんな状況下で、田中のプレーは明るい材料と言えた。

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 試合は1-1の引き分けに終わった。リーズは5勝5分8敗の勝点20で、20チーム中16位。