【ドイツ発】谷川萌々子「成長している実感はある」、2026年はバイエルンの“主役”へ! 新年へ弾みをつけた欧州女子CLでのゴール
バイエルンの谷川萌々子。(C)Midori IKENOUCHI
「生活にも慣れ、よりサッカーにフォーカスできています」
なでしこジャパンの谷川萌々子は昨年12月21日、FCバイエルン女子にとって2025年最後のホームゲームとなったUEFA女子チャンピオンズリーグ(CL)、ヴァレルンガ・プラタメーノ戦に先発出場し、強烈なインパクトを残した。2026年へ――さらなる飛躍を予感させた。
舞台はミュンヘン北部に位置するFCバイエルン・キャンパス。試合前から国際大会特有の張り詰めた空気が漂っていた。21時キックオフの夜、ピッチには欧州CLのアンセムが響き渡った。
開始早々にチャンスは訪れた。キックオフからわずか2分、谷川は右サイドから迷いなくシュートを放ち、バイエルンに先制点をもたらす。スタジアムはたちまち沸騰し、谷川がまさに主役となった。
試合はその後もバイエルンが主導権を掌握し続けた。前半に2点、後半にも1点を追加し、ヴァレルンガの反撃を許さない。寒さと霧が立ち込める厳しいコンディションのなかでも集中力は途切れず、チームとして完成度の高さを示した。
谷川は試合後、「クロスの場面でカットバックが来ると事前に指示を受けていたので、そこにしっかり走り込めました。タイミングも合って、うまくゴールを決められて良かったです」と、冷静にゴールシーンを振り返った。
2025-26シーズンの前半戦を終えての手応えについても、「バイエルンでの生活に慣れて、よりサッカーにフォーカスできています。出場機会が増えるなか、自分自身が成長している実感があります」と語り、言葉の端々から確かな自信が伝わってくる。
このCLの数日前には、FCバイエルンとの契約を2029年まで延長したことも発表された。名門クラブにおいて、谷川が将来を託される重要な戦力として評価されている証しだ。
この一戦で谷川はフル出場を果たし、プレイヤー・オブ・ザ・マッチにも選出。スタンドには男子トップチームを率いるヴァンソン・コンパニ監督の姿もあり、何かしらインスピレーションを与えていたはずだ。
2025年を確かな手応えとともに締めくくり、ウインターブレイクとなっている年末年始を経て新年を迎えた。谷川萌々子はより高みを見据えて、2026年の一歩を踏み出す。
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photos and text by Midori IKENOUCHI




