クリスチアーノ・ロナウドが異例の欠場決断。その背景とは? サウジの体制に不満!?
アル・ナスルのクリスチアーノ・ロナウド。(C) 2025 Asian Football Confederation (AFC)
PIFの投資額、ライバルと大きな開き!?
アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano RONALDO)が、サウジアラビア公共投資基金(PIF)によるクラブ運営に不満を示し、現地2月2日に予定されるアル・リヤド戦での欠場を決断か――。
ポルトガルメディア『ア・ボラ』が2月1日に報じた。ロナウドは2日に予定されるサウジ・プロリーグ(SPL)第20節、アウェーでのアル・リヤド戦に出場しない意向を固めていたという。当初は2月6日の第21節アル・イテハド戦を見据えたコンディション調整と伝えられていた。しかし同メディアはそれを否定し、クラブ内部の事情が主な理由だとしている。
同メディアによると、ロナウドはPIFが主導するクラブ運営に強い不満を抱き、とりわけ「同じPIF傘下にあるライバルクラブとの扱いの差を問題視している」という。キャプテンを務めるロナウドは、「アル・ナスルへの投資が抑制されている」と感じており、今冬の移籍市場で獲得された選手はイラク出身の21歳MFハムザ・アブデルカリムのみにとどまっていた。
さらに、アル・ナスルでは今月初め、ポルトガル人のシモン・コウチーニョSD、ジョゼ・セメドCEOの権限が、クラブ理事会の判断によって凍結されたとされる。アル・ナスルのジョルジェ・ジェズス監督も、求めていた補強が実現していない状況だ。
一方、首位に立ったアル・ヒラルは積極的な補強を展開。フィオレンティーナからスペイン人DFパブロ・マリを獲得し、さらにレンヌの若手FWカデル・メイテも加える見通しだ。加えて、アル・イテハドとの契約延長が難航しているカリム・ベンゼマの獲得に動いている可能性も浮上している。
こうした状況を受け、ロナウドはPIFによるクラブマネジメントがアル・ナスルに不利益をもたらしていると感じていると報じる。1月中旬にはジェズス監督が「アル・ナスルはアル・ヒラルほどの政治的影響力を持っていない」と発言し、サウジ国内で大きな波紋を広げていた。
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サウジ・プロリーグの象徴的存在であるロナウドの動向は、リーグ全体にも影響を与えかねない。異例といえる欠場の波紋は、どのように広がるのだろうか……。




