【ACL決勝】浦和スタメン予想&展望。ボランチは青木か阿部か?アル・ヒラルとアウェーで第1戦
アル・ヒラル戦での浦和のスタメン予想。ボランチは阿部勇樹の可能性も。(C)SAKANOWA
首都リヤドで2年ぶりファイナル再戦。大槻監督はGK福島の起用を明言。
[ACL 決勝 1st] アル・ヒラル – 浦和 /2019年11月9日19:30(日本時間10日1時30分)/サウード国王大学スタジアム
アジアチャンピオンズリーグ( ACL )決勝のアル・ヒラル(サウジアラビア)対浦和レッズとの第1戦(ファーストレグ)がこのあと、サウジアラビアの首都リヤドにあるサウード国王大学スタジアムで行われる。2017年のファイナルで対戦して以来、2年ぶりにこのアジアの頂点を懸けた大舞台で再戦する。
浦和は出場停止のGK西川周作に代わって福島春樹がACL自身初めてピッチに立つ。今回の試合を睨み、11月1日のJ1リーグ鹿島アントラーズ戦(●0-1)でも起用され、プロ4年目にしてJ1リーグデビューを果たした。
浦和の公式ホームページによると、大槻毅監督は試合前日の記者会見で、「(決勝第1戦は)西川に代わり、福島が出場します。トレーニングから非常に良いパフォーマンスを見せていて、大きな信頼を寄せています。明日も良いパフォーマンスを見せてくれるでしょう。非常に楽しみです」と、福島の起用を明言している。また、岩館直がベンチ入りする。
スタメンは福島のほか、ACLを勝ち上がるなかで固定されていった現段階のベストと言える、岩波拓也、鈴木大輔、槙野智章、橋岡大樹、関根貴大、エヴェルトン、長澤和輝、ファブリシオ、興梠慎三の9人が、コンディションさえ問題なければ”確実”だろう。
唯一、大槻監督が考えていると思われるのが、ボランチだ。
青木拓矢はこの試合を見据えてリハビリを実施。サウジアラビア遠征直前の川崎フロンターレ戦(●0-2)で戦列復帰を果たし、58分までプレーして阿部勇樹と交代した。リバウンドなどがなければ、今回、先発起用されるか。
もちろん、相手の特長を”潰す”ことに関しては一日の長がある阿部を据えることも十分にあり得る。
はたまた可能性は低いが、セットプレーを重視し、そしてアル・ヒラルに最近のデータがあまりないキャプテン柏木陽介を抜擢することもあるか? その場合は柏木&青木のセットになる可能性もある。
また、同じく浦和の公式サイトに掲載された前日記者会見によると、アル・ヒラルのアブドッラー・アル・マアユーフは浦和対策として、「(広州恒大との準決勝第2戦は)3つのゴールがすべてペナルティエリアの外からミドルシュートのような形で決まっています。DFとGKがしっかり連係して、外からでも中からでも、攻撃を防げるように対処しなければいけません。絶対に守ってみせます」と語っている。
シャドーやボランチが相手を引き出して、エース興梠につなぐ――。そんな理想的な形に持ち込むことができるか。アウェーゴールを1点でも奪えれば、11月24日のホームで迎える第2戦へ浦和のアドバンテージは大きくなる。
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[文:サカノワ編集グループ]
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