【浦和】中央大MF大久保智明を特別指定選手で登録。2年連続、来季加入内定
浦和の大久保智明。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
トップでの試合出場が可能に。21歳、期待のレフティ。
J1リーグの浦和レッズは3月20日、中央大学のMF大久保智明(おおくぼ・ともあき)を「2020年JFA・Jリーグ特別指定選手」として日本サッカー協会(JFA)に申請し同19日に承認されたと発表した。今後は中央大に在籍しながら、浦和のトップチームでの公式戦出場が可能になる。
大久保は1998年7月23日生まれ、東京都板橋区出身、21才。170センチ・62キロ。これまでのキャリアは、ビートル11 ― 東京ヴェルディジュニア ― 東京ヴェルディジュニアユース ― 東京ヴェルディユース ― 中央大学。
スピードのあるドリブルと高度なテクニック、さらに左足から放つ多彩かつ精度の高いキックを武器とするミッドフィルダーだ。すでに2021シーズンの浦和への加入が内定している。
また、大久保が特別指定として登録されるのは昨シーズンに続いて2年連続となる。昨季の公式戦出場はなかったものの、9月4日のルヴァンカップ準々決勝の鹿島アントラーズとのホームでの第1戦(ファーストレグ)(●2-3)で、ベンチ入りを果たしている。今シーズンは、公式戦デビューが一つの目標になってくる。
【JFA・Jリーグ特別指定選手とは】
サッカー選手として最も成長する年代に、種別や連盟の垣根を越え、「個人の能力に応じた環境」を提供することを目的とする。
全日本大学サッカー連盟、全国高等学校体育連盟サッカー部、またはJクラブ以外の大学運営(学校法人)のチームに所属する学生選手、もしくは日本クラブユースサッカー連盟の加盟チームの所属選手を対象に、JFAが認定した選手に限り所属チーム登録のまま、Jリーグなどの試合に出場可能とする。
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[文:サカノワ編集グループ]
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