【神戸0-1浦和】ノエスタDJが失態、相手の決勝点に「ゴーー-ル!」コール
ノエビアスタジアム神戸のピッチに立つ神戸のイニエスタ。(Photo by Masashi Hara/Getty Images)
確かに声を出したくなるスーパーゴールだったが――。
[J1 18節] 神戸 0-1 浦和/2022年6月26日18:00/ノエビアスタジアム神戸
J1リーグ18節、ヴィッセル神戸が試合終了間際のスウェーデン代表MFダヴィド・モーベルグの直接フリーキック弾に沈み、浦和レッズに0-1の敗戦を喫した。
神戸はインターナショナルマッチウィーク明け、リーグ2連敗。スペイン人の名将ロティーナ監督を招へいし、守備面では指揮官のコンセプトが浸透しつつある。ただ肝心のゴールがなかなか生まれずにいる。加えてホームスタジアムの芝生の状態は良いとは言えず、アンドレス・イニエスタの魔法もなかなか効果を発揮できず。さらに、この日先発復帰した日本代表FW大迫勇也は大腿部あたりを気にして、交代を余儀なくされている。
さらに、想定外のハプニング(!?)が……。大勢の浦和サポーターがスタンドを埋めているゴールに向けて、90分、モーベルグが左足から強烈なドライブ回転をかけてゴールネットを揺らす。浦和の新10番がその力を見せ付けた一撃だった。
すると浦和の選手とサポーターが歓喜に包まれるなか、ノエビアスタジアムのDJが「ゴーーール」コールを一瞬こだまさせてしまったのだ。
本来であれば、ノエスタDJはホームのサポーターとともに神戸の勝利をサポートするのが役目。普段より短かったとはいえ浦和の得点を喜ぶような形になった。ここはGK前川黛也の闘志を盛り上げたかった。
またSNSなどでこの劇的ゴールシーンが流れると、必ずそのコールもセットで配信されている。それだけに、SNSでも大きな話題を集めている。
思わず声を出してしまうのも頷けるスーパーゴールではあった。とはいえ神戸サポーターには苦笑いを提供したこの話題。もしかするとヴィッセル神戸がなかなか突き抜け切れず、現在リーグ最下位に低迷している背景には、こうした現象も関係しているのかもしれない。
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