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ベリンガムのレアル・マドリード移籍「決定的」、鎌田大地どうする?ドルトムントから年俸8億円の好オファーを受けているが…

ドルトムントのベリンガム。(Photo by Lars Baron/Getty Images)

「交渉は最終段階まで進んでいる」

 ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)が今夏の移籍マーケットで、スペイン1部レアル・マドリードに完全移籍することが決定的となった。

 19歳のセンターハーフは、できるだけ高いレベルで出場機会を得て成長することを重視し、2020年夏、ドルトムント入りを決断。そこから3シーズンを主力として戦ってきた。ドルトムントとは2025年6月まで複数年契約を結んでいる。さらに1年後の移籍が有力視されていたなか――白い巨人がいち早く好条件を提示して、獲得に動いたのだ。

 移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏はこのほど、フォロワー1460万人を超える自身のツイッター(@FabrizioRomano)で、次のようにレポートした。

「レアル・マドリードが、ジュード・ベリンガムの獲得に近づいていることが確認された。交渉は最終段階まで進んでいる。個人的な条件はほぼ合意している――ジュニ・カラファット(注釈:レアル・マドリードのチーフスカウト)。ボルシア・ドルトムントとのアグリーメントを完了させるため、新たなミーティングが予定されている」

 ドルトムントはベリンガムの将来的な移籍を見込んで、この夏にフリートランスファーになるアイントラハト・フランクフルトの日本代表MF鎌田大地にすでにオファー。『フランクフルター・アルゲマイネ』によると、年俸600万ユーロ(約8億6000万円)の5年契約という好条件が提示されたと言われる。

 しかし鎌田はドイツ国外でのプレー希望。イングランド・プレミアリーグが第一候補だが、メガクラブから興味は持たれているもののなかなかオファーには至らずにいる。そうしたなかポルトガル1部SLベンフィカが猛烈なラブコールを送っていて、移籍決定が近づいていると噂されるが……。

 UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)でベスト8に進出したベンフィカだが、やはりリーグの価値は5大リーグよりやや劣る。ステージを下げても「ドイツ以外」を優先するのか。

 ドルトムントでハイレベルな前線を牽引し、バイエルン・ミュンヘンの牙城を崩す。そんな鎌田の姿も見てみたい気もするが――。いずれにせよ、ベリンガム移籍となれば、力のあるセンターハーフの動きがより活発化しそうだ。

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