セルティック古橋亨梧が「真髄」を見せたと交代後のゴミ拾いが話題に
古橋亨梧を応援するセルティックサポーターのゲーフラも登場。 (Photo by Ian MacNicol/Getty Images)
レバークーゼン戦で負傷から復帰も大敗。日本代表に追加招集。
[EL GL2節] セルティック 0–4 レバークーゼン/2021年9月30日20:00(日本時間10月1日4:00)/セルティック・パーク
UEFAヨーロッパリーグのグループリーグ2節、スコットランド1部セルティックFCはドイツ・ブンデスリーガ1部バイエル・レバークーゼンに0-4で大敗を喫した。セルティックのFW古橋亨梧は日本代表の活動期間に負ったケガから復帰。当初ベンチ入りが予想されたものの先発出場を果たした。しかしゴールをもたらすことはできなかった。
この試合のあと、古橋はカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の10月シリーズに臨む日本代表への追加招集が発表された。
また、今回のセルティックパークでのホームゲームで、古橋の振る舞いが話題を集めている。現在ブンデスリーガ2位と好調なレバークーゼンに3点リードを許した74分、26歳の日本代表FWはアルビアン・アイェティとの交代を告げられた。
するとメインスタンド前のピッチ脇を歩く古橋が、そこに落ちていたテーピングのゴミに気付いて拾う様子を観客が撮影。その行為がSNSで拡散された。
『デイリー・レコード』は、「FURUHASHIがセルティックの真髄を見せた」「相当に落胆していた日本代表のスターは、それでも周囲に敬意を払うことを忘れることがなかった」と、この行いを称賛している。
そして、この大敗のなかで古橋の復帰が唯一の収穫だったと、ポジティブな材料に挙げる。また「セルティックはアンジェ・ポステコグルー監督のもとで苦しいスタートを切っているが、彼がパークヘッドの人気者になりつつある理由を、みんな実感した一夜になった」とも記されている。
セルティックはELグループGで2連敗を喫して同組で最下位に。次戦同じく連敗中のハンガリー1部フェレンツヴァーロシュTC戦で負けると逆転での突破は難しくなる。
そうしたなか古橋のふとした振る舞いが、熱いセルティックサポーターの心をまた掴んだ。
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[文:サカノワ編集グループ]