日本代表と対戦するイングランド代表、トゥヘル監督と2028年のEUROまで契約延長。FAのCEOが語る「『なぜW杯が終わるまで待たないのか』と疑問に思う人もいるでしょう」
トゥヘル監督 (C)SAKANOWA
イングランド・スコットランド・ウェールズ開催のEURO2028まで指揮
イングランドサッカー協会(FA)は2月12日、イングランド代表を率いるドイツ出身のトーマス・トゥヘル監督(Thomas Tuchel)と2028年の自国で共催されるEUROまで契約を延長したと発表した。
FAのマーク・ブリンガムCEOは今回の決定についてFA公式サイトを通じて、「主要国際大会での優勝という目標に向けて非常にポジティブなニュース。自国開催(イングランド・スコットランド・ウェールズ共催)となるEURO2028に向けて、世界トップクラスの指揮官を確保できたことは、成功への最高のチャンスを得たことを意味する」と語った。
FAは従来から主要大会前に指導体制を明確にする方針を掲げてきた。ワールドカップ出場権獲得後の段階で契約延長について協議し合意に達した。その話し合いは円滑に進んだという。ブリンガムCEOは「トーマスとスタッフは残留を望み、私たちも継続を望んだ」と説明している。
一方、「なぜワールドカップが終わるまで待たないのか」と疑問を抱く声があることも認めた。そのうえで「どの業界でも有期契約の職務に就く人間は、契約満了前に将来を考えるものだ。優れた仕事をしている世界的指揮官を、次の大会まで確保できる機会に恵まれた」と強調している。
実際、女子代表を率いるサリナ・ヴィーフマン監督や、U-21代表を率いたリー・カーズリー監督のケースを挙げ、「主要大会前に将来が明確になったことで、それぞれが目標に集中し、結果としてEURO制覇という成功を収めた」と振り返っている。
トゥヘル監督については「大舞台で実績を残してきた勝者。イングランドのフットボールを愛し、クラブでの成功を経て代表サッカーのリズムを楽しんでいる。選手からのフィードバックもピッチ内外で非常に優れている」と高く評価。アシスタントコーチのアンソニー・バリー、ジャスティン・コクランら、強力なサポート体制が整っていることにも言及している。
またブリンガムCEOは「長期的には、代表監督候補となり得るホームグロウンの指導者を育てていきたい」とも語っている。
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6月のFIFA北中米ワールドカップ(W杯)を前に、イングランド代表は日本時間3月28日にウルグアイ代表、4月1日に日本代表と、いずれもウェンブリースタジアムで対戦する。




