【G大阪】鹿島に0-4大敗、宇佐美貴史「いい意味で開き直っていくしかない」

２試合連続ゴールならず。次節はホームで大阪ダービー。

[J1 10節] 鹿島 4-0 G大阪／2023年４月29日19:00／カシマサッカースタジアム

　J1リーグ10節、ガンバ大阪は前半の決定機を逃すと後半劣勢を強いられ、鹿島アントラーズに0-4の大敗を喫した。これで公式戦４試合、リーグ戦３試合未勝利に。

　元日本代表の宇佐美貴史は4-3-3のインサイドハーフで先発出場したが、決定的な仕事を見せられず、２試合連続ゴールはならなかった。今季リーグ戦は８試合・３得点。

　今季「７」番をつけるガンバのキャプテンは試合後、「自分たちがやりたかったサッカーを、鹿島にやられてしまった感覚です。修正していかないといけないです。あれぐらいのコンパクトさを崩せる力を付けていけないといけない」と悔しさを噛み締めた。

　ピッチを広く活用して、リスクを極力減らしてビルドアップ主体でゴール前までボールを運ぶ。ダニエル・ポヤトス監督のその狙いが、鹿島の4-4-2にはむしろ逆効果となり、なかなか宇佐美にいい形でボールが入らなかった（結果的に外国籍選手たちが縦へ急ぐ展開が目立った）。

「いい意味で開き直っていくしかないと思います。ずるずる引きずっても仕方ありません。難しいですが、できるだけ早く切り替えて、修正していくことが必要だと思います」

　来月６日で31歳になるアタッカーは、「気持ちだと思います。切り替えて次、頑張る。それだけだと思います」と、このネガティブな空気を払拭して取り組むことの大切さを強調していた。

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　チームはリーグ戦１勝４分５敗の勝点７で17位に低迷したまま。次節５月３日、ホームでセレッソ大阪との大阪ダービーに挑む。