スパイ容疑で松木玖生のサウサンプトンがプレミア昇格決定戦から追放。敗れたミドルスブラが代替出場
サウサンプトンのエンブレムに手をかざす松木玖生。サウサンプトンの公式インスタグラムより
すでに終わった一戦…重すぎる!?
イングランドフットボールリーグは5月20日、サウサンプトンFCをチャンピオンシップ昇格プレーオフから追放すると発表した。複数クラブの練習を無断撮影していた規則違反を認めたためで、敗退していたミドルスブラFCが代替で決勝に進出し、24日(現地23日)にウェンブリーで、ハル・シティAFCとプレミアリーグ昇格を懸けて対戦する。
サウサンプトンには来季チャンピオンシップ(実質2部リーグ)で勝点4を剥奪する処分も科された。クラブ側は控訴権を有しており、20日中にも審理が行われる予定。その結果次第では23日に予定される決勝カードが再び変更される可能性もある。
問題となったのは、今月7日のプレーオフ準決勝第1戦を前に起きた“スパイゲート”だ。『スカイ』によると、ミドルスブラの練習場でトレーニングを撮影する人物がスタッフに発見された。その後、ミドルスブラのスタッフが話しかけたが、サウサンプトン関係者とみられる男は現場から走り去ったという。関係者はライブ通話で練習内容を送信していた可能性も指摘している。
EFLは調査の過程で、この件だけでなく2025年12月のオックスフォード・ユナイテッドFC戦、今年4月のイプスウィッチ・タウンFC戦前にも同様の違反があったと認定。対戦72時間前の相手練習視察を禁じる規定違反、そして「最大限の誠実義務」違反に問われた。
サウサンプトンは準決勝でミドルスブラを1-0で破ってプレミア昇格決定戦であるPO決勝に進出していた。ところが一転、ウェンブリーで戦う権利を失った。ミドルスブラはすでに選手を休暇に入れず再始動しており、“敗者復活”で決勝に臨む。
この異例の裁定に、イギリスでは賛否が渦巻いている。『スカイ』に寄せられたファンの声では、「負けたクラブを繰り上げるなんてあり得ない」という反発がある一方、「リーグの公正性を守るには必要な前例」「厳罰で当然」と支持意見も少なくない。
この新ルールには、そもそも罰則内容が規定されていなかったことから、まさかの厳罰に驚きの声も挙がっている。元サウサンプトン監督のゴードン・ストラカン氏は「処分は非常に厳しい」と語りつつ、「クラブの評判は大きく落ちた」と指摘した。
なお、松木玖生が所属するサウサンプトンは即日控訴したという。異例の処分はまだ覆る余地を残すものの、イングランド・チャンピオンシップ史上で前例のない騒動となっている。
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