【サッカー日本代表】U-19日本代表に2-1勝利。森保監督「シュート本数は少なかった」、オランダ戦へ「より迫力ある攻撃を」。鈴木唯人と冨安健洋にも言及

冨安健洋 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「臨機応変にできるところは強み」

 FIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)開幕を目前に控えたなか、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が現地6月7日、メキシコ・モンテレイでU-19日本代表と練習試合を行った。森保一監督が試合後のモンテレイ合宿総括の取材対応で、試合内容とともに収穫と課題を語った。

 試合は現地午後4時キックオフで、35分×4本で行われた。1・2本目は暑かったという。2本と4本目のあとにはPK戦も実施。出場時間は、「長い選手で70分間(2本)」。負傷明けの鈴木唯人、冨安健洋も70分プレーしたということだ。

 得点シーンは、3本目に鈴木唯人の右コーナーキックから、ゴール前でスクランブルになり、鈴木淳之介がゴールエリア付近で押し込んだ。そして4本目には、冨安健洋からのフィードを、背後に走り込んだ塩貝が「GKと1対1になりゴール中央から押し込んだ」。

 一方、失点シーンは191センチあるFC東京の尾谷ディヴァインチネドゥが前線でターゲットになって、そこから決められた。

 森保監督は鈴木唯人と冨安について、「延長まで戦ったといえるぐらいの疲労があるなかプレーできた」と言い、鈴木唯人の状態は「チャレンジしながら確認していて、ここから強度を上げていきたい」と実戦復帰に好感触を得ていた。

 そのうえで、指揮官は成果と課題について次のように語っている。

「成果でいうと、いまプレー可能な選手全員が、暑いコンディションのなかでプレーできました。いくつかポイントはあり、フィジカル的にきつかったなか、連係で合わなかったり、ゴール前にいい形で攻撃をしてチャンスを作ることは少なく、実際、シュート本数は少なかったと思います。暑さによりテンポがゆっくりになったところはありますが、よりゴールに向かって迫力ある攻撃をしていかなければいけないと思っています」

 よりチーム内の状況をチェックするために時間を活用できたことで、森保監督は「いろいろなことを想定したなかで、親善試合をするよりも良かったと、嘘偽りなくそう思いました」と収穫の多さに満足し、「臨機応変にできるところは強み」と好感触を得ていた。

 オランダ戦に向けては、「連係のところは上げていきたい」と課題を挙げる。

「きれいに崩してくるだけとは限らず、一人ずつが局面で勝っていくことはこれまで通りしっかりコンセプトとして、選手たちにはプレーを考えてもらいながら、チームとして水漏れがないように連係の部分は高めていきたいです」

 個人技の突破には対応できても、ラフなボールへの対応や、それぞれの役割分担をより明確にしたい考えだ。

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