【W杯】3億円チケットに橋下徹氏が“二つの側面”を指摘「資本主義のなかでは賛成。ただ一方でね…」

FIFAワールドカップ (Photo by Michael Regan - FIFA/FIFA via Getty Images)

FIFAがリセールも統括、上限なしに設定した結果…

 FIFA(国際サッカー連盟)公式のリセールサイトで、北中米ワールドカップ(W杯)決勝のチケットが「3億6000万円」で出品されたことが話題となっている。

 転売防止のため、FIFAは公式サイトで北中米W杯のチケットリセールも統括。同サイト内では、チケット価格を上限なく自由に設定できて、売り手と買い手から15%ずつをFIFAが受け取るシステムになっている。

 するとそこで、日本時間7月20日にニューヨークで開催される決勝のチケットが3億6000万円という価格で出品されたというのだ。ちなみに現在は565万円台になっているそうだ。

 もはや、日本のイベントでは考えられない天文学的と言える額である。一方、チケット転売問題は日本でも再三取り沙汰されてきたが、公式サイトが上限なく設定できるというのは新たな取り組みでもある。

 6月24日放送のフジテレビ『とれたて』に出演した日本維新の会創始者である元大阪府知事の橋下徹氏はこの問題について「僕は資本主義のシステムのなかでは、賛成ですけれどね」と、FIFAの転売システムには肯定的な見解を示した。

 そのうえで、「お金が集まることによって、選手に還元され、イベントが盛り上がるのであれば、それは賛成です。ただ一方でね、みんなが見られるような手当も必要だと思います。だから“両建て”。今回地上波で試合を放送したことは良かったんじゃないですか」と語った。

 とはいえ今回のように転売目的の出品者が入り込むことで、一段とチケット価格が高騰する事態も想像できる。

 もちろん今大会のように盛大な演出が実現できているのは、多くの資本が集中しているからこそ。一方、あらゆる階層や世代と世界中の人々が一緒に楽しめるのがサッカーであり、ワールドカップの醍醐味でもある。サッカーそのものを楽しむシンプルなスタイルこそいいのではないかという声もある。

 大会全体の“高騰化”は今後の課題となっていきそうだ。

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