【日本代表】鈴木優磨の初招集へ 大岩ジャパン誕生で待望論!上田綺世との“鹿島2トップ”再結成なるか

鹿島の鈴木優磨。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

「チームを勝たせる男」、そのタフさと献身性が今こそ日本に必要では――。

 日本サッカー協会(JFA)は7月23日、森保一監督が2027年1月のAFCアジアカップ・サウジアラビア大会まで指揮を執り、その後はロサンゼルス・オリンピック世代のU-21日本代表を率いる大岩剛監督がフル代表監督を兼任し、2030年のワールドカップを目指す新体制へ移行すると発表した。

 この「大岩ジャパン」誕生の報を受け、早くもSNSなどで待望論が高まっているのが、鹿島アントラーズのFW鈴木優磨の日本代表入りだ。

 鈴木は2025シーズンのJ1リーグ制覇の立役者となり、現在も鹿島の絶対的エースとして君臨する。ゴールだけでなく、献身性、ポストプレー、空中戦、守備への貢献、そして勝負どころを見極める判断力まで、その総合力はJリーグ屈指と言って過言ではない。

 「チームを勝たせる男」

 その働きを、誰よりもピッチで示してきた。

 一方、北中米ワールドカップでは、日本代表のアタッカー陣は故障やコンディション不良に苦しめられた。大会を通じて万全の状態で戦い抜けた主力は少なかった。

 日本が勝ち抜けずにいるW杯の決勝トーナメント1回戦。その苦しい時間帯で相手を上回り、タフに戦い切れる――。そんなタレントの必要性が、北中米W杯でも改めて浮き彫りになった。

 90分間戦い抜けるフィジカルを備え、相手DFとのバトルで常に闘志を前面に押し出し、そしてチーム全体を押し上げる。そんなストライカーは、ワールドカップのノックアウトステージになればなるほど価値を増す。鈴木もまた、そうした厳しい勝負を制しながら、自らの価値を証明してきた。

 そう考えると、鈴木の存在は改めて注目されても不思議ではない。

 さらに期待されるのが、上田綺世との“鹿島2トップ”再結成だ。

 二人は2022シーズンの約半年、鹿島の前線でコンビを組み、異なる特徴を生かし合いながら結果を残した。

 その二人を、ともに鹿島で指導していたのが大岩監督だった。ちょうど2019年夏、鈴木がベルギーに渡り、上田が法政大学から加入した、入れ替わりの時期でもあった。

 互いの特長を知る指揮官だからこそ、日本代表でも再び二人を並べる――。その期待が膨らむのも自然な流れだ。

 あるいは……。チームの一体感を重視してきたのが森保監督だ。その選考方針を踏まえれば、来年1月のアジアカップまでに鈴木が初招集される可能性は決して高くない。

 それでも、新体制への移行が決まったこうしたタイミングで、アジアカップの日本代表メンバーに鈴木優磨の名前が並ぶ。そんなサプライズがあっても決して不思議ではないか。

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