上田綺世のプレミアリーグ移籍へ布石か。フェイエノールトが後釜候補と接触

上田綺世 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ハイチ代表FWをリストアップ

 オランダ1部フェイエノールトのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)FW上田綺世(Ayase UEDA)の去就を巡り、新たな動きがあった。フェイエノールトが上田の退団に備え、後釜候補となるストライカーの獲得に動いているという。

 オランダ『フットボール・プレミア』が8月30日、移籍情報に精通するサシャ・タヴォリエリ記者の情報をもとに報じた。フェイエノールトはハンガリー1部フェレンツヴァーロシュに所属するハイチ代表FWレニー・ジョセフについて、クラブ側に接触したとレポートした。

 フランス出身のジョセフは2025年にフェレンツヴァーロシュへ加入し、これまで公式戦71試合に出場して26得点・11アシストを記録。今夏のFIFA北中米ワールドカップ(W杯)ではハイチ代表として3試合に出場した。UEFAヨーロッパリーグ(EL)予選8試合で4ゴールを決めている。

 同メディアは、フェイエノールトがジョセフを「上田が移籍した場合の選択肢」と位置付けていると伝えている。獲得に向けて関係者間で話し合いが進められているという。ベルギー1部KRCヘンクもジョセフ側に接触している。

 上田を巡っては今夏、トルコ1部フェネルバフチェが2000万ユーロ(約37億円)を超えるオファーを提示したと報じられた。フェイエノールトも交渉に応じる姿勢を見せていたものの、上田本人がトルコ行きを選択せず、移籍は実現しなかった。オランダ『VI』によると、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCへの移籍も具体化せず、上田はフェイエノールト残留を選択したという。

 一方、上田は以前からプレミアリーグへのステップアップを希望していると伝えられている。ブライトンやリーズ・ユナイテッドが関心を示したものの、具体的なオファーには至らなかった。フェイエノールトは今夏、上田の移籍金を約2500万ユーロ(約46億円)に設定していると報じられていた。

 昨季エールディビジで25ゴールを決め、日本人選手として初めて得点王に輝いた上田は、今季もエースストライカーとしてプレーしている。フェネルバフチェへの移籍を見送ったなか、フェイエノールトが後釜候補に触手を伸ばしたことで、移籍市場の最終盤で状況が変わる可能性も残る。上田が希望するプレミアリーグから、土壇場でオファーは届くのか――。

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