ついに正式決定、リヨンが中村敬斗を完全移籍で獲得!「12.5%」のセルオン条項付帯、4年契約で移籍金は…

オリンピック・リヨンへの加入が正式に決まった中村敬斗(左)。クラブ公式サイトより

クラブ史上初の日本人選手に。「新しいユニフォームでプレーし、結果を残すのが待ち切れない」

 フランス1部オリンピック・リヨン(OL)は9月2日、フランス2部スタッド・ランスから日本代表FW中村敬斗(Keito NAKAMURA)を完全移籍で獲得したと正式発表した。2030年6月30日までの4年契約。

 リヨンによると、移籍金は固定額100万ユーロ(約1億9000万円)で、最大1900万ユーロ(約35億円)のボーナスが設定されている。すべての条件を満たした場合、総額は最大2000万ユーロ(約37億円)に達する。また、将来的な売却で利益が生じた場合、その最大12.5パーセントをスタッド・ランスが受け取る条項も盛り込まれた。

 2000年7月28日に千葉県我孫子市で生まれた中村は、ガンバ大阪でプロキャリアをスタートした。その後、FCトゥウェンテ、シント=トロイデンVV、FCジュニアーズOÖへの期限付き移籍を経験し、2021年夏、LASKリンツに加入した。

 2023年にはスタッド・ランスに移籍し、主力として活躍した。リヨンによると、ランスでは公式戦97試合で30得点を記録。クラブと日本代表を合わせると、これまで270試合に出場している。

 日本代表では29試合に出場して11得点を記録。今夏の2026年北中米ワールドカップ(W杯)では日本代表の全4試合に出場し、オランダ代表戦でゴールを決めた。

 左ウイングを主戦場としながら、FWなど複数ポジションに対応できる。リヨンは中村の特長として、豊富な運動量、フィニッシュの質、そして得点に直結するプレーを挙げている。

 中村はリヨンのクラブ史上初の日本人選手となる。新天地での意気込みを次のように語っている。

「OLに加入できて、とても嬉しいです。本当に大きなクラブです。この新しいユニフォームでプレーし、結果を残すのが待ち切れません。自分がクラブ史上初の日本人選手だと知りました。それは自分にとって重要なことで、できる限り日本を代表できればと思っています」

 デッドラインデーを越えて正式発表を待つ形となっていた中村のリヨン移籍が、これで正式に決まった。2シーズンぶりにリーグ・アンの舞台へ復帰する。

 オリンピック・リヨンは今季のリーグ・アン、1勝1分と好スタートを切っている。

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