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4年ぶりJ1復帰。松本の反町康治監督「優勝に値するチーム」

松本山雅の反町康治監督。(C)SAKANOWA

試合終了の笛は、次への試合の始まりと、さっそく来季へ気持ちを引き締める。

[J2 42節] 松本 0-0 徳島/2018年11月17日/サンプロアルウィン

 J2首位の松本山雅FCが最終42節の徳島ヴォルティス戦、0-0で引き分けて勝点1を積み上げ、21勝14分7敗の勝点77のリーグ1位で4年ぶりのJ1復帰を決めた。

 試合後、反町康治監督は次のように喜びを語った。

「本当は勝って決めたかったが、これが我々の実力です。ただ、この試合のようにボールに対する執着心、走力、切り替えの早さ、そうしたところは優勝に値するチームだったと思います。(サポーターへ)熱い応援に感謝しています」

 J2の中で勝利を収めたのが7節と、リーグで最も遅かった。それでも「苦しい立ち上がりだったが、その分、私たちも勉強してスタッフのみんなで力を合わせてここまで来たと思うと感無量です」と、むしろ序盤戦の苦しみを糧にできたと振り返った。

 指揮官はそれでも「試合終了の笛は、次の試合の始まりを告げる笛でもある」と言い、さっそく気を引き締めてもいた。

「勝負への執着、力を全面的に出す、ブレずにやっていく、相手の分析のもとにゲームプランを立てていいゲームをすることをしてきた結果です。何よりこうしたサポーターが私たちを助けてくれたことは間違いありません、本当に感謝しています。(来年のJ1は)厳しいシーズンになることは間違いない。ここに集まっていただいた皆さんの気持ちをくんで頑張りたい」

 喜ぶのはこの日だけで、指揮官は明日(この瞬間?)からさっそくJ1への準備に取り掛かる。

文:サカノワ編集グループ

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