「PHP」問題、対策できることは? ホリエモンが緊急解説、WordPressなど「世界のサイトの7割」で利用
ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏。(C)SAKANOWA
二段階認証は“必須”
実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が10月21日、自身のYouTubeチャンネル「ホリエモンチャンネル」で、ウェブサイトの構築などに使われるプログラミング言語「PHP」に深刻な脆弱性が2件見つかった件について詳しく解説し、緊急のセキュリティ対策を呼び掛けた。
動画のタイトルは「【緊急】『PHP』に“致命的”な脆弱性が2件見つかった件について解説します」。堀江氏によると、脆弱性の深刻度を示す「CVSS」の評価は9.2。最高レベルの「Critical(緊急)」に分類されるという。
PHPはWordPressなど「世界中のウェブサイトの7割ぐらい構築されているとと言われる」というWEB開発言語の一つだ。堀江氏は特に、レンタルサーバーなどでPHPを利用し、自らウェブサイトを管理する企業や団体に注意を促した。
脆弱性を悪用された場合、ユーザー管理者となって乗っ取られ、サーバー内の情報が盗まれたり、データが消去されたりする危険性があると説明。さらに、乗っ取られたサーバーが別のサイバー攻撃の踏み台にされる恐れもあると警鐘を鳴らした。
対策としてまずPHPの修正プログラム(パッチ)の適用は必須となる。堀江氏は「パッチがリリースされたら、速やかにご自分の管理されているPHPのサーバーに適用するようにしてください」と早急の対応を呼び掛けた。
堀江氏は、修正プログラムが公開されると、その内容から攻撃者が脆弱性を解析できるようになるため、迅速な対応が必要だと指摘した。
また、社内に技術者がおらず、更新方法が分からない場合には、セキュリティ対策を扱う専門会社などへ緊急に相談するよう勧めた。
一方、クラウドサービスなどを利用し、サーバーやPHPの管理権限を持たない場合は、基本的にサービス提供会社が修正作業を担うと説明した。
さらに堀江氏は、サーバーの脆弱性対策とは別に、個人のアカウントを守る重要性にも言及。銀行口座や証券口座、暗号資産などの不正利用を防ぐため、パスキーや二段階認証の導入を呼び掛けた。
「二段階認証システムだったり、パスキーシステムだったり、こういったものを少なくともやってください」
堀江氏は、特に金銭に関わるサービスについて、こうした認証手段を「今すぐ導入してください」と強調した。
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なお、動画の収録時点で脆弱性の技術的な詳細は公表されていないと説明しており、具体的な影響範囲や悪用条件については今後の公式情報の確認が必要となる。


