【Jリーグ】槙野智章監督に2試合の出場停止処分「心よりお詫び申し上げます」と藤枝MYFC謝罪。審判員への不適切発言、「悪質な抗議」と判断
槙野智章氏 写真:上岸卓史/(C)Takashi
太田吉彰ヘッドコーチが暫定で指揮。現在リーグ9試合未勝利
J2リーグの藤枝MYFCは10月29日、槙野智章監督が審判員に対する不適切な発言により、Jリーグ規律委員会から2試合の出場停止(ベンチ入り停止)と罰金10万円の処分を受けたと発表した。
問題となったのは、10月24日に行われたJ2リーグ第13節、徳島ヴォルティス戦(●0-1)後のインタビューでの発言だ。
槙野監督は試合中、徳島の選手のハンドがあったのではないかという場面で審判団に抗議し、警告を受けていた。試合後のインタビューでも判定への不満を示し、「レフェリーがもしかしたら新ルールを採用したのかもしれないですけれどね」「誰も言わないから僕が言いますけれど、マジでレベル低い」などと発言。大きな波紋を広げていた。
Jリーグ規律委員会は、こうした発言について、日本サッカー協会(JFA)の懲罰基準「2-8. 審判員の判定に対する悪質な抗議」に相当すると判断した。
同基準では最低1試合の出場停止と定められている。しかし、槙野監督は試合中に異議による警告を受けたにもかかわらず、試合後の公開インタビューでも審判批判を繰り返した。
規律委員会は、これを「審判員に対するリスペクト精神に著しく欠ける」言動で、処分を重くする要素に該当すると判断。1試合を追加し、2試合の出場停止と罰金10万円を科した。
対象となるのは、10月31日のアウェーでのブラウブリッツ秋田戦、11月3日のホームでのジュビロ磐田戦。この2試合は太田吉彰ヘッドコーチが暫定的に指揮を執る。
藤枝は徳島戦に敗れ、リーグ9試合未勝利と苦しい状況が続いている。
藤枝MYFCは今回の処分を受け、クラブとして次のようにコメントを発表した。
「このたびは、徳島ヴォルティス戦の試合後インタビューにおける槙野監督の発言により、審判員の皆様をはじめ、Jリーグ、ファン・サポーターの皆様、関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。
サッカーは選手、指導者、審判員をはじめ、多くの関係者によって成り立つ競技であり、それぞれがお互いを尊重することが大切です。クラブに関わる全てのスタッフ・選手は、あらためて相手への敬意をもって行動し、その姿勢を徹底してまいります。
藤枝MYFCは今後も関係する皆様との対話を重ね、より良い競技環境の実現と日本サッカー全体の競技力向上に寄与してまいります」
関連記事
【Jリーグ】槙野監督の発言が波紋を広げる「レフェリーが新ルールを採用した」「マジでレベル低い」。“明らかな誤審”ではないだけに…。敗因はそこか?
疑惑の判定、抗議の槙野監督にイエローカード!『判定格差』…VARのあるJ1だったらハンドでPKだった可能性│藤枝0-1徳島
【高校サッカー】詳報:穴あきゴールPK失敗、極めて難しい最終ジャッジ。誤審でも勝者変わらず? PK再戦や再開、勝者変更、再試合も!?│選手権東京都予選 駿台学園高vs東海大高輪台




