【鹿島】鬼木監督がJリーグへ要望「日程のところは考えてもらいたい」。ACLタイ遠征から中2日の過密日程、樋口雄太が負傷。首位FC東京に0-2敗戦

鹿島の鬼木達監督。写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

「今後ウチだけではなく、いろんなチームで、起こり得ること」

[J1 第14節] 鹿島 0-2 FC東京/2026年11月7日/味の素スタジアム

 J1リーグ第14節、鹿島アントラーズはFC東京に0-2で敗れた。AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートのブリーラム・ユナイテッド戦からアウェー2連戦は1分1敗の未勝利となった。

 鹿島の鬼木達監督は試合後の記者会見で、「悔しい敗戦になったと思います。選手たちは本当に気持ち、体力のある限り戦ってくれました。少なくとも勝点1には持ってくることが、自分の仕事でした。選手は本当に頑張り、サポーターは試合後も声援を送ってくださり、クラブもこの過密日程のなかで最大限のサポートをしてくれたことに感謝しています。そのなかで結果を残せなかったのは自分の力のなさだと思います」と悔しさを噛み締めた。

 樋口雄太が前半アディショナルタイムに負傷し、ハーフタイムに交代を余儀なくされた。鬼木監督は「検査に行かないと分かりませんが、同じ場所ではないかと思います」と、7月に骨折した右腓骨を傷めた可能性があると説明した。

 今回はAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリートで、タイでのブリーラム・ユナイテッド戦から中2日という過密日程が組まれている。木曜日は移動日となるため実質中1日といえる強行スケジュールだ。 

 指揮官は多くの負傷者が出ている状況について、「多くのケガ人が出ていますが、自分たちがやれることをしていきます。こうした過密日程のなかでの結果に関しては、自分が責任を取ればいいと思います」としたうえで、次のように語った。

「ケガ人が日程のなかで、多くなっています。今回はACLからのリーグを含め、自分ではコントロールできないところはあります。チームでやれるところはやりますが、今後ウチだけではなく、いろんなチームで、起こり得ること(負傷者が続くこと)だと思います。選手のためにも日程のところは考えてもらいたいです。チームでやれるところは、自分の責任でやっていきます」

 ACL出場組の日程面の問題は常に指摘されてきた。しかし、一向に改善されずにいる。今回、タイ遠征から中2日でのアウェー連戦。その一戦で樋口が負傷した。

 ACLに出場するクラブが、過密日程によって不利益を被ることにもなりかねない。果たしてそれがJリーグの魅力を伝えていくうえでプラスになっているのかどうか。真剣に議論すべきテーマと言えるだろう。

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Posted by 塚越始