小林悠、中村俊輔、田川亨介、 鄭大世、江坂任…サカノワ的インパクトを残したJ1の選手トップ10!
ACL、ルヴァンカップ…ふたつの悔しい敗戦を糧に小林は、「頂点」に立った。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
山あり谷あり、2017シーズンの「頂点」に立った小林悠。浦和レッズに関わるすべての人の不安を一掃したR・シルバの一撃。
サカノワ的2017年 J1インパクトを残した10人
1位 小林悠(FW/川崎)
2位 ラファエル・シルバ(FW/浦和)
3位 中村俊輔(MF/磐田)
4位 杉本健勇(FW/C大阪)
5位 中村航輔(GK/柏)
6位 伊東純矢(FW/柏)
7位 田川亨介(FW/鳥栖)
8位 ポドルスキ(FW/神戸)
9位 鄭 大世(FW/清水)
10位 江坂 任(MF/大宮)
10位タイ 石川直宏(MF/FC東京)
2017年のJリーグをご覧になってきたそれぞれの方にとってのベストプレーヤーがいると思います。2017年年間を通じてJリーグを見てきた3人の記者が侃侃諤諤(かんかんがくがく)と、インパクトを残した10人(結果的に11人に)を選んでみました。成績よりも、実際にそのプレーを見て心を動かされた選手からという独断専行です。こちらを参考に、2018年、皆さんの注目選手をいろいろと考えていただけたりすると幸いです!
記者A「山あり谷あり、川崎フロンターレの歴史を物語るようなシーズン中の変遷を経へ、2位に終わらず、ホームでの最終節で逆転優勝。そのなかで、シーズン終盤からラストの大宮アルディージャ戦にかけての小林悠のプレーはすさまじかった」
記者B「優勝する雰囲気を作り出していったね。主将、得点王で優勝に貢献。そしてMVPを受賞。文句なしの活躍ぶりっすね」
記者C「浦和レッズのラファエル・シルバはやはりACL決勝第2戦でのゴールがしびれました」
記者B「アル・ヒラルに1点決められたら負けでしたからね。相手に退場者が出て数的優位に立っても……あそこで決められたら、それもまた浦和の負けパターンでもあった。残り時間が短くなりつれて増すファンや関係者のやきもきした気持ちを、ラファエル・シルバがスカッと一掃してくれましたね」
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