【久保建英】「もっとプレーしたいなら…」R・ソシエダ監督がELリヨン戦で起用しなかった理由を説明
久保建英 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
マタラッツォ監督がラージョ戦の起用を示唆、「日曜日にもチャンスがあるかもしれない」
[EL LF第4節] R・ソシエダ 1-1 リヨン/2026年11月6日(現地5日)/レアレ・アレーナ
UEFAヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第4節、レアル・ソシエダはオリンピック・リヨンと1-1で引き分けた。ソシエダの日本代表MF久保建英はベンチ入りしたものの、出場機会を得られなかった。リヨンのMF中村敬斗は先発出場し、67分に交代した。
試合後の記者会見で、ソシエダのペッレグリーノ・マタラッツォ監督は久保の出場時間が限られていることについて質問を受けた。
指揮官は久保がマラガ戦でゴールとアシストを記録するなど好プレーを見せたことを評価しながら、出場機会を増やすためには、与えられた時間で結果を示す必要があると強調した。
「それは以前の話です。それ以降、彼は試合に出ています。マラガ戦ではいいプレーをして、ゴールを決め、アシストも記録しました。確かに、久保建英がいいパフォーマンスを見せた試合はありました。
ただ、非常にいい状態にある選手がたくさんいます。誰もが試合に勝ちたいと思っていますし、時には特定のタイプの選手のほうが、チームにより多くのものをもたらすことがあります。
そして、パフォーマンスが重要です。試合では何よりもパフォーマンスが重要になります。私は試合でのパフォーマンス、練習でのパフォーマンス、そして選手の成長を見て、起用する理由を判断しています。
しかし、最も重要なのは、試合当日にピッチに立った時、チームに何をもたらせるかということです。
久保建英は非常に才能のある選手です。それは分かっています。誰もが分かっています。
ただ、もっとプレーしたい、私たちのチームでより重要な役割を担いたいのであれば、与えられた出場時間を生かす必要があります。
もちろん、彼には再びプレーするチャンスが訪れます。日曜日にも、その機会があるかもしれません。そして、もっと多くの時間プレーし続けたいのであれば、そのチャンスを生かさなければいけません」
また、マタラッツォ監督は、久保ではなくパブロ・マリンを途中から起用した理由についても説明した。
「パブロ・マリンを選んだのは、低い位置で守備ブロックを形成する際、パブロが最終ラインの5人の一人になるからです。
ウイングバックとしてプレーし、ルカ・スチッチとミケル・オヤルサバルが右サイドで4人のラインを形成する形を考えていました。そのため、久保建英が5人の最終ラインでプレーすることは、必ずしも最適な起用法ではないと考えました。
もう一つの理由は、ルカ・スチッチを投入した際、パブロにはジョブ・オチエングとともに相手の最終ラインを引きつける役割を担ってもらう必要があったからです。
そうすることで、ルカとミケルはより自由に動けて、中盤でのコントロールも高まります。そして、前線には相手の背後を狙う2人のアタッカーを配置できます。
パブロには普段からピッチを上下に何度も走る能力があります。今日の試合では、その特徴を生かしたいと考えました」
さらに、5人目の交代枠を使わなかった理由についても言及した。
「5人目の交代を行わなかったのは、基本的にディフェンスがうまく機能している時には、守備的な選手を交代させないからです。
チームには一体感があり、しっかりとプレーできていると感じていました。その時点で、チームをさらに良くするために変えるべきところは見当たりませんでした」
マタラッツォ監督はそのように、久保の能力を認めながらも、試合でのパフォーマンスを起用の最優先事項に挙げた。果たして、現地8日の12位ラージョ・バジェカーノ戦でチャンスをつかめるか――。
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