負傷した長谷部についてフランクフルト指揮官「今年復帰できるか分からない」
フランクフルトの長谷部誠。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「マコトはリズムを保つため、常に毎試合プレーしたいタイプ」
[ブンデス1部 15節] フランクフルト- レバークーゼン/2018年12月16日/コンメルツバンクアレーナ
アイントラハト・フランクフルトのオーストリア人指揮官アドルフ・ヒュッター監督は12月14日、週末のバイアー・レバークーゼン戦に向けたプレスカンファレンスで、12日のヨーロッパリーグ(EL)のSSラツィオ戦(〇2-1)でハムストリングを傷めて32分に交代した長谷部誠について、次のようにコメントした。
「彼に関する正確な診断結果が出ていない段階なので、私も彼のことについてはまだ詳しく言えません。筋肉系の問題であり、彼が今年中に復帰できるのかどうかも分かりません」
そのように今年残り3試合あるブンデスリーガへの復帰について間に合うかどうかは言明を避けた。
「(長谷部の負傷を察知し、ビッグチャンスになるところでボールを外に出した)ホアキン・コレア(アルゼンチン代表の24歳)は、滅多に起こりえない状況下で、とても好意的なフェアプレーをしてくれました。マコトはリズムを保つために、常に試合に出てプレーをしたいタイプでした。(本来起用されるべき)カルロス・サルセド(メキシコ代表の25歳)が起用されなかったのは論理的な理由があります。それでも私たちは長谷部の分を補えることを示すことができました」
このEL5試合を含め公式戦17試合連続フル出場中だった長谷部を欠いたものの、フランクフルトは勝利を収めることに成功した。レバークーゼン戦の欠場は濃厚だが、長谷部不在の影響は果たして出てくるのか。5位のフランクフルトは16日、11位のレバークーゼンとホームで対戦する。
文:サカノワ編集グループ