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マルセロ、カゼミロ…レアル戦後、レオ・シルバが互いに「幸運な結末」を願う

鹿島のレオ・シルバ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

リーベルとのCWC3位決定戦を前にFIFA公式サイトのインタビューに応じる。

[クラブW杯 3位決定戦] 鹿島 – リーベル/2018年12月22日17:30(日本時間22:30)/ザイード スポーツ シティ(UAE)

 クラブワールドカップ(W杯)3位決定戦、アジア代表の鹿島アントラーズが南米代表のリーベル・プレート(アルゼンチン)と対戦する。

 試合を前にFIFA(国際サッカー連盟)の公式サイトで、レオ・シルバのインタビュー記事が掲載された。

 そのなかでレオ・シルバは鹿島の特長を詳しく語り、レアル・マドリー戦後のエピソードも披露。そして3位決定戦への意気込みを示している。

「ブラジル人として、鹿島には感謝しています。このクラブW杯に出る機会を与え、導いてくれたこと。クラブと人々にお礼を言いたいです」

「いつもホーム(家)にいる気持ちにしてくれます。ブラジルの香りがこのクラブには長い間存在してきました。ジーコの存在は重要です。ジーコ・スピリットが根付き、そのお陰で、日本人も外国人選手もみんながリスペクトされ、その環境が私のこともサポートしてくれています」

 そしてレアル・マドリー戦のあと、「同郷であるマルセロとカゼミーロと短いけれど会話を交わして、これからお互いに幸運な結末が訪れることを願いました」と明かした。

「レアルとの一戦は、もちろん厳しい戦いになると分かっていました。私たちは(勝利を)奪い取ろうと試みたが、とても素晴らしいチームに負けたということも受け入れなければいけませんね」

 レアル戦でボランチとしてフル出場したレオ・シルバは、そのように完敗を受け止めて、リーベル戦に向かう決意を示していた。

「私たちはまだ特別なものを手に入れ、グッド・エンディングを目指すことができる。鹿島は3位に値するチームであり、そのために闘います」

 来日6年目になるJ屈指のボランチは12月24日に33歳の誕生日を迎える。3位決定戦は鹿島の今シーズン最後の公式戦だ。対戦相手は南米王者であり、アルゼンチンの雄でもあるリーベル。レオ・シルバにとっても、プライドを懸けた一戦になる。

文:サカノワ編集グループ

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