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ローヴァーズ木更津が中学跡地利用の優先交渉権を獲得

(C)SAKANOWA

カレン・ロバートが代表を務めるクラブの新たな拠点に。木更津市の民間公募で僅差の”勝利”。

 千葉県の木更津市(渡辺芳邦市長)は1月23日、「木更津市立中郷中学校の跡地活用に係る事業者の募集(公募型プロポーザル)」について、元ジュビロ磐田のカレン・ロバートが代表を務める千葉県1部リーグ・ローヴァーズ木更津FCの運営会社ローヴァーズ株式会社が優先交渉権を獲得したと公表した。

 中郷中は生徒数の減少等などに伴い、今年3月末をもって清川中と統合。1947年開校という歴史ある同校の土地・建物を市民共有の財産として、地域の活性化やコミュニティ機能の維持に資するプランを幅広く募集していた。昨年11月までに3団体から応募があり、プレゼンテーションなどを経て、事業者選定審査会による公平公正な審査を行った結果、ローヴァーズ社が選ばれた。

 木更津市が公表した評価は次の通り。

 評価点合計(満点1,280点)

1位: ローヴァーズ株式会社 879点
2位:A 875点
3位:B 291点
※ローヴァーズ社の応募内容は「サッカーを中心としたスポーツクラブ事業」

 同校の敷地面積は22,877平方メートル。1996年竣工の東校舎(鉄筋コンクリート造、2階建て、延床面積730.66平方メートル、平成8年2月竣工) 、さらに2014年完成と比較的新しい体育館(鉄筋コンクリート造、平屋建て、延床面積1,138.41平方メートル)が利用可能。ローヴァーズ木更津の新たな拠点として、どのように活用されていくのか。夢の詰まった、そして夢の膨らむ施設となりそうだ。

文:サカノワ編集グループ

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