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フル出場の長谷部誠「圧力をかけられた」。大迫不在のブレーメンと痛み分け

フランクフルトの長谷部誠。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

フランクフルトは暫定4位浮上も上位と差が開く。指揮官は「満足しなければならない」。

[ブンデス 19節] ブレーメン 2-2 フランクフルト/2019年1月26日/ヴェーザー・シュタディオン

 ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトの長谷部誠は、3バックのリベロとして、ウインターブレイク明けの18節に続き2試合連続の先発フル出場を果たした。

 試合は、ブレーメンに二度リードを許す展開を強いられた。それでも35分にアンテ・レビッチ、68分にセバスティアン・ハラーのゴールで追いつき、辛うじて2-2の引き分けに持ち込んでみせた。

 長谷部の次の試合後のコメントが、クラブ公式ホームページに掲載された。

「今日は非常に難しかったです。なぜなら、とても柔軟性のあるマックス・クルーゼに、最終ラインとミッドフィールドの間のスペースを上手く使われ、ボールを持たれました。そのようにして試合を作られ、私のところに圧力をかけてきました。とはいえ、私たちは多くのチャンスを逃してしまったのも事実です」

 そのようにブレーメンの最前線に入った30歳、身長180センチあるセンターフォワードのマックス・クルーゼのしたたかに苦しんだことを明かした。

 フランクフルトのアディ・ヒュッター監督は、「ブンデスリーガらしい非常にテンションの高い激しい試合。ブレーメンのほうが内容的にも良く、娯楽性がありました。だから、このポイント獲得(勝点1)に満足する必要があります。ブレーメンはとてもよくプレーしていただけに、満足する成果を出し切れませんでした」と振り返っている。

 フランクフルトは9勝4分6敗の勝点31で、今日試合のあるRBライプツィヒを上回り暫定4位に浮上。一方、大迫勇也不在のブレーメンは7勝5分7敗で11位にランクダウン。上位を狙う両チームにとって、まさに痛み分けに終わってしまった。

文:サカノワ編集グループ

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