【イラン戦先発決定】事実上、全員「海外組」
イラン戦に臨む日本代表。事実上、全員が欧州組に。(C)SAKANOWA
権田もポルティモネンセ移籍決定的。FIFAランキングは日本が50位、イランがアジアトップの29位。
[アジアカップ 準決勝] 日本- イラン/2019年1月28日(日本時間23時)/ハッザーア・ビン・ザーイド・スタジアム
アラブ首長国連邦(UAE)で開催中のAFCアジアカップ2019準決勝、日本代表対イラン代表が、間もなくキックオフを迎える。
日本代表のスターティングメンバ―が発表され、グループステージ初戦のトルクメニスタン戦で2得点を決めた大迫勇也が復帰。その他は準々決勝のベトナム戦から中3日で変わらず。
フィールドプレーヤーはすべて欧州組だ。権田修一もサガン鳥栖からポルトガルのポルティモネンセへの移籍が決定的で、事実上、全員欧州組という陣容になった。
海外組の所属先の国は、トルコ、フランス、イングランド、ベルギー、スペイン、オランダ、ドイツ、オーストリア、ポルトガルの9か国。ベルギーのシント=トロイデンから遠藤航、冨安健洋が揃って先発している。
選手の疲労の蓄積が気になるところ。ただし最前線に大迫が入ることで、攻撃面がこれまでより活性化されるだろう。決勝トーナメント初の流れの中からのゴールを期待したいところ。
対するイランは、昨季オランダのエールディビジで21得点を決めて得点王に輝きプレミアリーグのブライトンFCに移籍したアリレザ・ジャハンバフシュ、今大会4得点を決めているルビン・カザンのサルダル・アズムン、5戦すべて無失点の完璧な守備を支えるKASオイペンのモルテザ・プーラリガンジらタレントが豊富だ。
ただし、今大会3ゴールを決めているサイドアタッカーのメフディ・タレミが累積警告により日本戦は出場停止になる。
FIFAランキングは日本が50位、イランは29位。AFC内では日本が3位、イランが1位。国際Aマッチでの通算成績は5勝5分6敗(公式戦通算は5勝6分7敗)。
日本の先発は次の通り。
□日本代表
SAMURAI BLUE
GK
12 権田修一(サガン鳥栖)
DF
5 長友佑都 (ガラタサライ/トルコ)
16 冨安健洋 (シント=トロイデン/ベルギー)
19 酒井宏樹 (マルセイユ/フランス)
22 吉田麻也 (サウサンプトン/イングランド)
MF
6 遠藤 航 (シント=トロイデン/ベルギー)
7 柴崎 岳 (ヘタフェ/スペイン)
8 原口元気 (ハノーファー/ドイツ)
9 南野拓実 (ザルツブルク/オーストリア)
21 堂安 律 (フローニンゲン/オランダ)
FW
15 大迫勇也(ブレーメン/ドイツ)
文:サカノワ編集グループ