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板倉滉がボルシアMGのキャンプ参加、さっそくファンにサイン

板倉滉。写真:兼村竜介/(C)Ryusuke KANEMURA

“代表組”の合流は来週半ばに。

 保有権を持っていたイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティからドイツ1部ボルシア・メンヒェングラードバッハに完全移籍した日本代表DF板倉滉(ITAKURA Ko)が7月3日、同日にスタートしたアルプス近郊の保養地テーゲルンゼーでのキャンプにさっそく合流した。

 クラブ公式サイトによると、チームはデュッセルドルフからミュンヘンに飛行機で移動。そこからバスで現地入りしたという。前日に完全移籍での加入が決定した板倉を含む、計24選手が参加している。

 DFロッコ・ライツは病気のため不参加に。また、オーストリア代表DFシュテファン・ライナー、ドイツ代表MFヨナス・ホフマン、アルジェリア代表MFラミ・ベンセバイニ、アメリカ代表でデビューしたDFジョゼフ・スカリー、そしてスイス代表のGKヤン・ゾマー、DFニコ・エルヴェディ、FWブレール・エンボロは、いずれも欧州・米国・アフリカの代表チームの活動に参加していたため、キャンプ後の来週半ばでの合流が認められている。

 ダニエル・ファルケ監督は「普段と異なる練習環境で準備できるのは、とても素晴らしいこと。代表組が合流するまで時間はあり、その間にもチームとしての一体感を高め、それぞれ意思疎通し打ち解け合えるのは重要な時間です」と語っている。

 チームは美しい湖畔の街で、4日から10日までトレーニングする。

 公式サイトでは、板倉がさっそくファンにサインをする写真も公開されている。昨季はブンデスリーガ2部シャルケ04で1年間プレーした経験も大きい。新天地に移った“ボルシアMGの新3番 ITAKURA”にとっても、新たな環境に少しずつ慣れる貴重な時間となりそうだ。

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