アジア杯準優勝に堂安律が心情吐露「この敗戦が良かったと思うことはない」
日本代表の堂安律。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
15位と低迷するフローニンゲンのキーマンに。
アジアカップ2019を準優勝で終えた日本代表のMF堂安律が2月5日、SNSのツイッター( アカウントは @doan_ritsu )を更新して、現在の心境をメッセージとして届けた。
堂安は次のように呟いた。
「日本を代表して戦った以上この敗戦が良かったと思える事は正直この先ないと思う。だけど無駄にするかしないかは自分次第。もっと上手く、そして強くなります。素晴らしい応援ありがとうございました」
そのメッセージとともに、決勝カタール戦(●1-3)の試合終了直後、ピッチに茫然と立ち尽くす自身の写真をアップしている。
堂安は今大会の7試合のうち6試合に先発出場して2ゴールを決めた。しかし、自身のパフォーマンスには決して満足せず、むしろ力が不足していることを実感したという。
所属先のフローニンゲンでは2018-19シーズン、17試合4ゴール・2アシストを記録してきた。とはいえ、チームは18チーム中15位と低迷している。堂安の活躍なくしてチームの浮上はあり得ないと言っても過言ではない。
堂安の力が必要とされている。この悔しさを、オランダでぶつけるしかない。
文:サカノワ編集グループ