C大阪…さらに!?香川真司のJリーグ復帰へ「複数クラブが望んでいる」。PAOKで構想外、ギリシャメディア報じる
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
リーグ5試合連続メンバー外に。
ギリシャ1部PAOKテッサロニキに所属する元日本代表MF香川真司が、リーグ戦で5試合連続ベンチ外となった。チームは10月17日のヴォロスNPS戦で一時3-1とリードしながら、壮絶な撃ち合いの末に4-4と引き分け。それでも首位をキープしている。
そうしたなか、元日本代表のエースは5戦続けてメンバーにも選ばれず。外国籍選手の枠の問題で出場できず、事実上の「戦力外」扱いとなっている。
するとギリシャメディア『NOVA SPORTS』は10月15日、2022年1月に開く冬の移籍マーケットで、「日本の複数のクラブがカガワの獲得を希望している」と報じた。
「経験豊富なこのPAOKの選手は今季、ラズヴァン・ルチェスク監督のプランから外れてしまった。故郷のリーグに戻る可能性を真剣に検討している」
そのように伝える。そして非EU枠は8人まで。現在バスコ・ダ・ガマにレンタル中の23歳になるブラジル人ウインガー、レオナルド・ホドリゲス・リマを復帰させたい意向で、香川の1月退団は“既定路線”ということだ。さらには、香川の抜けるミッドフィルダーの補強もあり得るそうだ。
ギリシャメディア『スフィーナ』によると、ルチェスク監督はこのほど香川について、「カガワの振る舞いには何の不満もありません。彼はトレーニングでとても素晴らしい働きをしてくれています、素晴らしい選手です」と言及していたと伝えている。
Jリーグでは古巣であるセレッソ大阪がこのほど乾貴士を補強。香川についても、常に門戸を開いているとクラブは公に認めてきた。これだけ実戦から離れていると不安ではあるが、確かに他にも元日本代表の「10番」をつけたエースの様々な「力」を欲するクラブはありそうだ。
また一時はメジャーリーグサッカー(MLS)行きも噂された。その魅力はワールドクラスであり、海外でのプレー続行の選択肢もあるか!?
いずれにせよ、“Shinji KAGAWA”の動向がこれから一つ注目を集める。
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[文:サカノワ編集グループ]