【日本代表】コパ最年長の川島永嗣がゲキ「いい経験ではなく、勝って当たり前に」
日本代表の川島永嗣。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
JFA公式ツイッターのインタビューで抱負。「五輪でメダルを獲る大志を持ちながら」。
[コパ・アメリカ GS①] 日本 – チリ/2019年6月18日8:00(日本時間)/シーセロ・ポンペウ・デ・トレド
コパ・アメリカ(南米選手権)に臨んでいる日本代表でチーム最年長にあたる36歳のGK川島永嗣(ストラスブール)が、日本サッカー協会(JFA)の公式ツイッター( アカウントは @jfa_samuraiblue )のインタビューに登場。この大会に向けた抱負を語っている。
川島は2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)にも日本代表として臨んでいる。2018-19シーズンのリーグ戦は、最終節での1試合の出場にとどまった。それでも3大会連続でのW杯出場経験も買われて、今回メンバーに”抜擢”された。
「ブラジルには多くの日系の方たちもいらっしゃいます。W杯の時もそうでしたが、その方たちの気持ちも背負い、勇気を持てるようなプレーを見せていきたいです」
チームは平均年齢22.3歳という若い構成だ。その中で川島は「南米の国々が本気で臨んでくる大会に挑めるチャンスは、なかなかありません。これまでの自分の経験をいい意味で伝えて、大会中の難しい時期があれば、いい方向へ持っていきたいと思います」と自らの役割について語る。
そのうえで若い選手たちに「物怖じすることなく、より可能性を感じます。オリンピックでメダルを獲るという大志を忘れず、いい結束のなかでやっていきたい」と呼びかける。
日本は招待国として臨む。ただし、日本代表を支えてきた守護神は、ここでこそ世界へ存在感を示すチャンスだと捉える。
「勝つのが当たり前というぐらい、招待されたから良い経験をして帰るという気持ちで臨むべきではないと思っています。物怖じせず、良い結果を目指したいです」
日本代表は新たなフェーズに突入していける、そのチャンスだとも捉える。大ベテランはこのチームに大きな可能性と希望を感じ取っている。