酒井宏樹にトッテナム移籍の噂が再燃。モウリーニョの要望?冬より夏のほうが可能性が高いとも
酒井宏樹。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ライプツィッヒの若手、ナポリのアルバニア代表も候補に。
『スカイ スポーツ』などは1月17日までに、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCが最終ラインを補強ポイントにしていて、そのなかでフランス1部リーグ(リーグ・アン)のオリンピック・マルセイユに所属する日本代表DF酒井宏樹が獲得候補に挙がっているという噂が出ていると報じた。
チーム再建を託されて2019年11月に就任したジョゼ・モウリーニョ監督は巻き返しに向けて補強を検討。そのなかで記事によると、「ソン・フンミンの攻撃を、よりサポートできるような最終ラインの選手」をターゲットにしているという。リクエストは体が大きく、フィジカルに強く、加えて背後を突けて、クロスを供給できること。
そこで浮上したのが酒井だ。昨年の夏にもトッテナムが興味を持っていると報じられたが再び名前が浮上した。
ただ一方、RBライプツィッヒでプレーするフランスU-21代表の22歳ノルディ・ムキエレ、SSCナポリに所属するアルバニア代表の25歳エルセイド・ヒサイも候補に挙がっているそうだ。ただ、酒井に関しては、モウリーニョが欲しているとの情報もある。
一方、現実的にはこの冬よりも来夏のほうが獲得の可能性が高いのではないか、とも伝えられている。というのも、酒井は昨年8月、2022年まで契約を延長したばかり。違約金などの関係もあり、急ぐべきではないということだ。
とはいえ、トッテナムは8勝7分8敗(36得点・31失点)で8位と、ヨーロッパリーグ(EL)の出場権獲得も危うい状況になりつつある。それだけに、何かしらのテコ入れを検討しているのは確かだ。
酒井は今季のリーグ・アン、ケガと出場停止の4試合を除いて、全16試合(1383分)に出場している。内訳は右サイドバックが13試合、左サイドバックが3試合。プレーの安定感が増す29歳の日本代表サイドバックが、現在世界最高峰であるプレミアリーグに挑むチャンスが来るのか。もしかすると、一気に話が進展することも!?
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[文:サカノワ編集グループ]