「ACLで証明する」中島翔哉が静かに熱くカタール移籍の決意を示す
記者会見に臨んだ中島翔哉。(C)Al Duhail
アルドゥハイルは塩谷司のアル・アインとグループステージ同組に。
ポルトガルのポルティモネンセSCからカタールリーグのアルドゥハイルに完全移籍で加入した中島翔哉が2月5日、現地で加入記者会見を行った。そのコメントが、アルドゥハイの公式ホームページに紹介された。
中島は「これまでの経験から決断は難しくなく、ここでの経験が自分に役立つと感じました」とカタール行きを躊躇わず決断したことを説明。続けて、次のように意欲を示している。
「この機会をくれたアルドゥハイルのためにプレーし、チームを成功に導くことしか考えていません。クラブの決断が良かったのだと自分自身を示せるように、ACLやカタール国内外のすべての大会でチームを助けていきます」
そのようにアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を楽しみにし、国内外で期待に応えて力を”証明する”ことを静かに熱く誓っている。ACLのグループステージでは西地区グループCで、塩谷司の在籍するアル・アインが同組に入っている。
中島の移籍により、日本人選手の過去最高となる約44億円の移籍金がポルティモネンセに支払われたと言われる。それだけの価値がある選手だということだ。2022年のワールドカップ開催地。その新天地でも「10番」をつける日本代表アタッカーには、塩谷とともに中東でのパイオニアとしての活躍も期待される。
文:サカノワ編集グループ