充実の日々を送る香川真司が唯一イスタンブールで困ったこととは?
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
質問した記者が「40年間住んでいても慣れない」。
[シュペル・リグ 22節] イェニ・マラティヤスポル – ベジクタシュ/2019年2月15日/マラティヤ・アリーナ
ベジクタシュJKのMF香川真司が先日、カタールに本拠地を置く『ビーイン・スポーツ』のインタビューに出演したなかで、イスタンブールでの新生活についても話題が及んだ。
1月31日に現地イスタンブール入りし、そのまま契約を結んで生活がスタート。香川は「(余暇は)部屋で過ごすことが多いです。あとはホテルでのジムやプールで汗を流しています。(イスタンブールの分かなど)これから知ることが多いと思うので、楽しみにしています」と語った。
ヨーロッパでの滞在は10年目に突入。トルコの環境にもすぐ溶け込めそうだという。しかし――香川は次のようにも言った。
「新しい環境、挑戦が楽しみです。ただ……交通渋滞だけは慣れないですね」
イスタンブールの渋滞は、世界でも”屈指”と言われる。移動時間が読めないということには、さすがに困っているようだ。
質問した記者も「イスタンブールで40年間いるけれど、それには全く慣れませんよ」と、香川と一緒に苦笑いを浮かべた。
そして香川は次のようにファンへ呼びかけた。
「ベジクタシュの選手、サポーターと喜びを分かち合えるように、素晴らしい結果を残せるように、ハードワークをして、まずこのシーズンが終わるまで戦い抜きたいと思いますので、ぜひ熱い声援をお願いします」
また具体的な目標を問われたが、香川は「足元を見つめて、1試合1試合、チームのために戦い、その先にそういった結果(優勝)を残せるように努力するだけです。(ゴール数は?)具体的な数字は立てず、一つでも多く、得点とアシストを記録したいです」と、一戦必勝を誓った。
香川はアンタルヤスポル戦(〇6-2)で衝撃の2ゴールデビューを飾り、続くブルサスポル戦(〇2-0)と、2試合連続で途中出場中。ベジクタシュは2月15日にアウェーでイェニ・マラティヤスポル戦を迎える。
文:サカノワ編集グループ