松本戦イライラ…。イニエスタが意味深ツイート「結果は元に戻らない」
神戸のアンドレス・イニエスタ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
アウェー敗戦。主審の判定に抗議をする場面も。
[J1 6節] 松本 2-1 神戸/2019年4月6日/サンプロアルウィン
ヴィッセル神戸がアウェーでの松本山雅FC戦を1-2で落とし、リーグ開幕1節のセレッソ大阪戦(●0-1)以来の黒星を喫した。
ダンクレー、セルジ・サンペールの加入効果もあり、最近4試合3勝1分と調子を上げていた神戸だが、前半にセットプレーから2失点を喫してしまう。メンバーや布陣変更など巻き返しを図った後半、今季リーグ戦初出場のウェリントンのゴールで1点差に詰め寄ったが……。猛攻を続けたものの、あと1点が届かず。今季J2から昇格した松本に、アウェーで痛い1敗を喫してしまった。
試合中は選手たちが判定に対し不満を募らせ、主審に抗議をする場面も目立った。確かに判定基準が曖昧ではあった。得点に直結する”疑惑”の判定もあった。試合終了後の整列の際にも、イニエスタや西大伍が審判団に何かを伝えていた。ただ、プレーが上手くいかないがために、そういった判定に過敏になりすぎていたところも感じられた。
イニエスタは試合後、SNSのツイッター(アカウントは @andresiniesta8 )スペイン語と英語で、次のようにつぶやいた。
「タフな敗戦です、私たちは結果を元に戻すことはできません。これからのために準備を続けていきましょう。いつものようにアメイジングなサポートをしてくれたファンの皆さん、本当に有難う。さあ行こうぜ、ヴィッセル神戸!」
この日はルーカス・ポドルスキがリーグ戦初めてメンバー外となり、イニエスタがゲームキャプテンを務めた。それだけに責任も感じていたようだ。何かを言いたい感じではあるが……結果を受け止めて、前を向こうとしているスタンスが伝わってくる。
神戸は3勝1分2敗の勝点7、10得点8失点でリーグ7位に転落。ここで踏ん張り、上位戦線に食い込むことができるか。4月14日の7節はホームに首位・サンフレッチェ広島を迎え撃つ。
文:サカノワ編集グループ