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「本当にナイスゲームでした」鈴木武蔵ハット!檀崎プロ初得点!札幌4ゴールで湘南に快勝

札幌のFW鈴木武蔵。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ヒーローインタビューで二人が登場。檀崎も「武蔵くんに感謝」。

[ルヴァン GS3節] 札幌 4-1 湘南/2019年4月10日/札幌ドーム

 最近リーグ3連敗中だった北海道コンサドーレ札幌が、JリーグYBCルヴァンカップのグループステージ3節、湘南ベルマーレに4-1の快勝を収めた。先のキリンチャレンジカップ3月シリーズの日本代表に初招集された鈴木武蔵がハットトリックを達成し、3得点1アシストの大活躍。青森山田高校から今季加入したルーキーの檀崎竜孔がプロ初ゴールを決めた。

 試合は両チームともにリーグ戦から大幅にメンバ―を変更するなか、3-4-2-1のミラーゲームで対峙。すると立ち上がりから、札幌の鈴木&檀崎&岩崎悠人という若い前線のトライアングルが機能する。迎えた25分、ルーカス・フェルナンデスの突破から得たPKを鈴木が決めて、先制に成功。さらに40分、ゴールキーパーと1対1に持ち込んだ鈴木がパスを選択、それを檀崎が決めてリードを広げる。

 すると1分後、今度は檀崎のDFライン裏へのパスを、鈴木が走り込んで流し込み、さらに1点を追加。前半だけで3ゴールを奪うことに成功した。

 後半開始早々の50分にレレウに大会通算2ゴール目となる1点を返されて、一時は湘南の時間が続いた。だが65分、カウンターから岩崎が持ち込み、そのスルーパスを鈴木が決めてこの日3点目――ハットトリックを達成! 結局そのまま札幌が逃げ切り、4-1で勝点3を獲得した。

 試合後のヒーローインタビューに登壇した檀崎は「ホームで初得点を決められて、武蔵くんがいいパスをくれたので感謝しています。今日も課題ばかりが出たので、そこを克服してリーグ戦にも絡んでいきたいです」と気を引き締めた。

 また、鈴木は「素直に嬉しいです。最近ゴールを決められずにいたので、またこれをリーグ戦につなげていきたいです。3連敗していて、もう負けたくないと思っていて、チームのみんながハードワークをできていたので、本当にナイスゲームでした」と、チームで掴んだ勝利であることを強調。そして最後に、「まだまだ試合は続くのでコンサドーレへの熱い声援をお願いします!」と呼び掛けた。

 グループAは3試合を終えて、札幌とV・ファーレン長崎が勝点5、続いて湘南が勝点3、横浜F・マリノスが勝点2となっている。

 今週末のリーグ7節、札幌は13日にアウェーでセレッソ大阪と、湘南は14日にホームで松本山雅FCと対戦する。

文:サカノワ編集グループ

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