「平成最後のゴール」は浦和の興梠慎三!カズと並ぶ通算139点目で令和へ突入
平成最後のゴールは、浦和の興梠慎三が決めた!写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
J1通算ゴール数は歴代7位タイ。「カズさんに抜き返されないように、もっと点を取る」
[J1 9節] 清水 0-2 浦和/2019年4月28日/IAIスタジアム日本平
浦和レッズの興梠慎三が「平成最後のゴール」を決めて、清水エスパルスに2-0で競り勝ち、「平成最後の勝利」を飾った。
JリーグはSNSで平成最後のゴールを当てる「#平成最ゴール」を展開。特設サイトでは、この週末、「平成最後のゴール」が変わるたびに選手を紹介してきた。
そして平成最後に組まれたこの一戦、73分、山中亮輔のクロスから興梠の強力なボレーを相手GKが弾いたところ、浦和の漢、ブラジル人DFマウリシオが押し込み、アウェーチームが先制する。
このままマウリシオが”最ゴール”になるかと思われたが……90+7分、カウンターから汰木康也のクロスを興梠が突き刺して、平成最後のシュートで平成最後のゴールを決めた。
興梠はこれで今季2試合連続のリーグ4点目、J1通算139ゴール。三浦知良と並び歴代7位タイとなった。そして浦和はリーグ3連勝。
興梠は試合後のフラッシュインタビューで、「苦しい試合になりましたけれど、DFが無失点で抑えてくれていたので追加点も取りたかった場面、汰木からいいボールが来たので冷静に決めることができました。(通算139点)カズさんというスーパースターに並べたのは嬉しいですが、まだカズさんも現役で、横浜FCが昇格して点を取ったら抜かれてしまうので、今のうちにもっともっと点を取っておきます」と語った。
さまざまなメモリアルとなる一撃を決めて、幸先よく興梠が令和へと突入する!
文:サカノワ編集グループ