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【ドイツ紙】日本代表落選の宇佐美貴史。アウクスブルクにひとまず復帰か?

ドュッセルドルフの宇佐美貴史。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

移籍動向を伝えるレポートで「ウサミは戻る」。2021年まで契約。

 今季フォルトゥナ・デュッセルドルフでプレーしたFW宇佐美貴史は、いくつかの移籍情報が出ているものの、ひとまず所属元であるFCアウクスブルクに戻ることになりそうだ。地元紙『アウクスブルガー・アルゲマイネ』が報じた。

 同紙は5月22日に「アウクスブルクの新たな顔ぶれは? 誰が去り、誰が来る」という記事を掲載。そのなかで2シーズンにわたりデュッセルドルフにレンタル移籍した宇佐美について、次のようにレポートしている。

「デュッセルドルフに再び挑戦したものの失敗した宇佐美貴史が復帰します。2018年に契約を結んだものの、そのシーズンからライバルであるチームに期限付き移籍させてきました。ただ、シーズン終盤はフリードヘルム・フンケル監督のもと、ほとんど起用されることはありませんでした」

 また中盤に関しては、元韓国代表ク・ジャチョルは退団が確定し、一方、守備的MFのエデュアルド・レーヴェン(1.FCニュルンベルク)とマービン・バカロルズ(ハノーファー96)の加入が決定しているという。

 今季1部復帰を果たしたデュッセルドルフは10位に躍進、一方、アウクスブルクも15位で1部残留を決めている。そのアウクスブルクと宇佐美は2021年6月まで契約を結んでいる。

 デュッセルドルフの”退団”は確定し、セレモニーも実施された。一方、ガンバ大阪への復帰説も出ているが、まず宇佐美がアウクスブルク側と話し合ったうえで、今後について具体的な動きが出てきそう。アウクスブルクを今年4月から率いるドイツ国内でも人気の高いマルティン・シュミット監督は、マインツ時代に岡崎慎司、武藤嘉紀を育てた経験を持つ。日本人アタッカーの能力を引き出すことに長けており、宇佐美の力を必要とすることは十分考えられる。

 キリンチャレンジカップの6月シリーズの日本代表メンバーには選ばればかった。来季、宇佐美にとって、どの選択がベストか。熟考する時間にもなりそうだ。

文:サカノワ編集グループ

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