ドルトムントの焦点は香川真司らレンタル7人の整理「大部分は戻って来ない」とヴァツケCEO
日本代表での香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
地元紙が新シーズンの顔触れを予想。「みんなのお気に入りの香川だが…」
ベシクタシュJKへの期限付き移籍を終えた香川真司だが、基本的に所属元のボルシア・ドルトムントは他クラブへの放出に向けて動いている。ドルトムントの地元紙『WAZ』が、今後のチーム作りを展望。そのなかで、香川ら7人のレンタル選手について「大部分が戻ってこないだろう」という、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEO(最高責任者)のコメントも掲載している。
ユリアン・ブラント(レバークーゼン)、ニコ・シュルツ(ホッフェンハイム)、トルガン・アザール(ボルシアMG)と3人の獲得がすでに決定。またクラブは来季末までのリュシアン・ファーブル監督との契約を2021年6月まで延長したい意向も示している。
そのなかで同紙は「7人がレンタル満了を迎える。しかしミヒャエル・ツォルクSDは人件費の向上を抑え、補強の財源を作るため、彼らスター選手たちの売却を進めるでしょう」「クラブで人気を博す香川真司やアンドレ・シュールレ(フラムにレンタル中)についても、ヴァツケCEOは『大部分が戻ってこない』と明言している」などとレポートしている。
また、元ドルトムント監督のトーマス・トゥヘル監督が率いるパリ・サンジェルマンが、ユリアン・ヴァイグル、ラファエル・ゲレイロの獲得を検討。さらにアーセナルFCがマリオ・ゲッツェに触手を伸ばしていることなども報じている。
文:サカノワ編集グループ